道内最大級の商談会、札幌で開幕!全国バイヤーが道産品の新たな魅力を発掘「売れる北海道らしさ」とは?
2025年 6月10日 18:47 掲載
全国各地から集まったバイヤー注目の商品は?10日から札幌で道産品をPRしようと、道内最大級の商談会が始まりました。
炭焼きにこだわった江別のベーコンとソーセージに…、サロマ湖産のカキを使った貝付きのグラタンも。
近江谷真由記者)
「道内最大級の商談会が行われています。全国からバイヤーが集まっているということで、すごい人です。熱気に包まれています」。
10日から2日間、札幌市内のホテルで開催されている道産品の商談会。道や札幌市などが主催したもので、今年は道内企業313社が出展し、全国のバイヤーに自慢の商品を直接売り込みます。
愛知から来たバイヤー)
「良い原料で少し値段が高くても北海道らしさが出てくる、伝わるものを狙っていきたいなと思っています。(Q:値段が高くても北海道のものは売れる?)売れますね」。
大阪から来たバイヤー)
「(北海道)物産やったら1番お客様が多く来られるので、やる機会が多いので、その分目新しい商品をずっと探し続けないといけない。シマエナガの商品や、昔と違ってネットでバズってかわいいとかそういう商品が人気出てきている」。
大阪から来たバイヤーが注目していたのは木彫りの熊の形をしたもなか。名寄市からの初出店で、あずきやもち米など道産食材にこだわって作られています。
カントリーマム 滝沢美也子さん)
「緊張しますけれども、多くの方に見ていただけるので、北海道を代表するお土産としてもっともっと広めたいなと思ってきています」。
人だかりができていたのは後志の倶知安町から初出店したチョコレートを手作りしているTheCacaoProject。グアテマラから直輸入したカカオ豆と道産食材を使ったチョコと抹茶のアイスを売り込みます。
バイヤー)
「おいしいですね。濃厚で」。
The Cacao Project ブレイク由子さん)
「扱っていただいているお店にはアイスは置いていないので、アイスがいつかいろいろなところで見てもらえるようになるといいかな」。
さらに、こちらはもりもとのグループ会社が手掛けた新ブランド「北のアトリエシェフ」。
もりもとのスイーツやパンの製造技術を活かして作ったどらやきやブッセは量販店での販路拡大を目指しています。
近江谷真由記者)
「チーズの塩味とキャラメルの甘さがすごく合います」。
もりもと営業部 松岡大樹係長)
「もりもとの店舗に来るお客様以外にもスーパー向けという形でもりもとの商品を知ってもらうために新しいブランドという形で出させていただいている。道外のスーパーのバイヤーが来て、ご興味持っていただいているので、秋の北海道フェアとかで採用のきっかけになれば」。
11日も行われる商談会。
ここから全国で話題となる次のヒット商品が生まれるかもしれません。