【ほほえましい光景】苫小牧市役所の屋上にカモメの巣 親鳥が卵を温める様子も 職員の癒やしに
2025年 6月12日 17:44 掲載
ほほえましい光景が職員をなごませています。北海道・苫小牧市役所の屋上にカモメの巣があるのが見つかりました。
坂元優太カメラマン)
「卵3つですね。ちょっと灰色系でしょうか」
大切に卵を温めているカモメ。つがいでしょうか。もう1羽が巣作りに必要な草を加えて歩み寄ります。
カモメの巣があるのは苫小牧市役所の北庁舎の屋上です。
市の職員が先月末ごろに巣を発見。先週月曜日ごろから親鳥が卵を温める様子が見られるようになったということです。
苫小牧市総務部 佐藤悠主査)
「カモメのつがいということでほほえましいというのを感じていました。海が近くて高い建物ということで市役所の庁舎が選ばれたのではないかと思います」
準絶滅危惧種のオオセグロカモメとみられ、苫小牧市役所には例年この時期になるとたびたび巣を作りに来るということです。
庁舎の窓から見える子育ての様子に、市の職員は…
苫小牧市総務部 佐藤悠主査)
「ほほえましい光景ですので職員の癒しになればと思っています。このような形ではっきりと見える位置に作られることがないので、温かく見守っていきたいと思います」
カモメのヒナの誕生は一般的に産卵から1か月程度かかるということです。元気な赤ちゃんが生まれるといいですね。