北海道・倶知安町の建設工事現場で道に無許可で大規模な森林伐採が行われていた問題。事業者が景観法に基づく届け出を町に出していなかったことが新たにわかりました。

羊蹄山の麓にある倶知安町巽地区で去年の春から行われている住宅２棟の建設工事現場では、道に無許可で１ヘクタールを越える森林伐採が行われていたことが判明しています。
今回新たに、３０００平方メートルを超える開発を行う際に必要な景観法に基づく届け出を、事業者が倶知安町に提出しないまま工事を進めていたことがＨＴＢの取材で明らかになりました。
町は去年から届け出を出すよう事業者側に求めていたということです。
また道によりますと、違法な森林伐採の発覚を受けて道が事業者側に求めていた復旧工事計画書について、９日に事業者から一部が提出され同日付けで受理したということです。