シシャモ不漁深刻 むかわ町が3年連続休漁決定 稚魚放流など資源回復の取り組み続く
2025年 6月19日 17:38 掲載
特産品のシシャモが獲れず、資源回復のために漁を休止していた胆振のむかわ町で、今年も3年連続となるシシャモの休漁が決まりました。
むかわ長 竹中喜之町長)
「持続可能な資源回復に向けた最大限の対応が必要との判断から、休漁とする決定がなされ、町としてもその判断を尊重する」
去年の鵡川へのシシャモの推定遡上数は27万匹で、資源維持の目安の60万匹を下回ったことから鵡川漁協などは、シシャモ漁を3年連続で休止すると決めました。
一方、むかわ町のふ化場では去年、およそ7400万匹の稚魚を放流するなど資源回復の取り組みが続いています。