１９日の道内は強い日差しと上空の暖気の影響で内陸を中心に真夏のような暑さとなっていて、札幌では今シーズン初めて３０℃を超えました。

森唯菜アナウンサー）
「日差しがジリジリと照り付けてきます。きょうも暑いです」

真夏のような暑さとなっている道内。札幌中心部は３０．３℃まで気温が上がり、今シーズン初めての真夏日となりました。

浪人生）
「だいぶ暑いけどいつも室内にしかいないのでリフレッシュになるからいいですね」

札幌市民）
「夏を感じますね。これだけ日差しが強いと」

道内の午後３時までの最高気温は足寄町で３２．３℃、本別町と新得町で３２．１℃となっています。

永山友菜記者）
「汗ばむ暑さの上富良野町では菜の花が見ごろが迎えています。まるで黄色いじゅうたんのようです」

最高気温が３１℃と真夏並みとなった上富良野町。花畑を見に訪れた人たちも予想以上の暑さに驚いたようです。

札幌から）
「暑いなと思いました、６月なのに、これからどうなるんだろうって不安です」
「（子どもは）帽子とかがないと危ないかなということで、水もたくさん飲ませて」

富良野といえば「ラベンダー」。見ごろにはまだ１カ月ほど早いですが、フラワーランド名物のラベンダー味の氷フロートで暑さを吹き飛ばします。

永山友菜記者）
「うーん、ソフトクリームの甘さと、シャーベットの冷たさで、冷たさのダブルパンチです。とってもおいしいです」

この暑さで注意が必要なのが熱中症です。
１８日は白老町で４７歳の男性が製紙工場での作業中に搬送され死亡、１９日は美瑛町の中学校で体育の授業を受けていた１３歳の男子生徒が熱中症の疑いで搬送されました。
いま、暑さ対策は欠かせません。

香山芽郁記者）
「あ、ありました、お店に入ってすぐのところには暑さ対策グッズがたくさん並んでいます」

札幌市内のホームセンターでは、光熱費を節約して暑さをしのげる商品が人気を集めています。
こちらはエアコン室外機用の日よけパネルです。

ＤＣＭ西岡店　星雅裕店長）
「使用方法は、室外機の上部にマグネットが付いていますのでこちらを貼ります。室外機の温度上昇を抑えて冷房効率を高め節電に繋がっていくような商品になっています」

こちらの商品は暑い日が続く今週に入ってから、売り上げが先週の１．５倍ほどに伸びているといいます。
続いては、窓に貼ることで熱を遮断し室内の温度上昇を抑えてくれるフィルム。実際に窓に貼ってみると・・・。

香山芽郁記者）
「窓から日差しが入ってくるので暑いです。フィルムを貼った部分はかなり軽減されています」

まだまだ夏は始まったばかり。
熱中症にならないよう、グッズなども使って節約しながら暑さを乗り切っていきましょう。