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前代未聞!不信任可決も続投の旭川市議会議長 一転、辞職願を提出も後任に再び?異例の再選戦略の行方は…

慣例の2年で交代せず不信任決議案が可決された後も続投していた旭川市議会の議長が20日に辞職願を提出しました。

旭川市議会 福居秀雄議長)
「多くの市民に対して不安を与えたことに責任を感じております。この度、辞職願を提出させていただきました」。

旭川市議会の福居秀雄議長。慣例の2年での交代を拒んでいました。これに野党会派が反発し、先月は臨時市議会が流会するなどの混乱が発生。20日、「流会した責任を重く受け止める」などとして、副議長に辞職願を提出しました。
旭川市議会の構成です。
以前は自民と公明などの与党系が17人、野党系と無所属は、16人でしたが、先月、自民系の市議1人が無所属に転じ、与野党のバランスが逆転。その結果、12日の本会議では福居議長への不信任決議案が賛成16、反対15で可決されました。
となると、新たな議長も野党側から選出されるのが自然な考え方ですが、そうもならないようです。
与党側は「9月に選挙を控える市長を支えなければいけない」と議長の席を死守する構えです。
そこで、次の議長候補として自民会派が白羽の矢を立てたのが、なんと、20日に辞職願を出した福居議長なのです。
これには野党会派も疑問を呈します。

共産党・能登谷繁市議)
「不信任の議決に対する責任もあって辞めると言っている人が午後になったら次の候補になって出てくるというのはいかがなものかなと。率直にびっくりしましたね」。

旭川市民連合・高木啓尊市議)
「不信任を可決させていただいたのでその方を推すというわけにはいかないかなと思います」。

不信任決議案が可決された後で勝ち目はあるのでしょうか。
再び、市議会の構成です。

少数与党の自民・公明に加え、無所属の元自民系の市議1人が、福居議長の再選を支持する態度を明らかにしています。これにより福井議長が過半数の支持を得て、再選される見通しとなっています。
新たな議長は来週23日の本会議で選出されます。
議長人事の混乱もあり、いまの定例会は会期が3日間延長されるなどの影響も出ています。



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