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札幌コンビニ死傷事件 遺族側弁護士が被告に質問「なぜ踏みとどまれなかった?」被告「衝動で覚えていない」

去年2月、札幌市北区のコンビニで社員1人と店員2人が刃物で襲われ死傷した事件の裁判。被告の男は刃物で刺した理由について、「幻聴の影響」だと話しました。

宮西被告)
「絶望からです。怒りの感情です。『声』の主に従ったことに対する怒りです」。

殺人などの罪に問われている宮西浩隆被告(45)。店員を刃物で刺した理由を問われ、こう答えました。
「刃物離せ」
去年2月、札幌市北区のコンビニエンスストア「セイコーマート北31条店」で店員ら3人が刃物で襲われ死傷した事件。宮西被告は当時40歳の運営会社の社員の男性を持ち込んだペティナイフで殺害したほか、別の店員2人を殺害しようとしたとされています。

これまでに検察側は、宮西被告がコンビニで女性に避けられるという妄想から殺害にいたったと指摘。弁護側は、責任能力がない「心神喪失」の状態だったとして、無罪を主張しています。

香山芽郁記者)
「宮西被告は淡々とした態度で、時折ため息をつきながらボソボソと話していました」。

24日に行われた被告人質問。宮西被告は店員を刃物で刺した理由について、およそ2年半前から聞こえるようになった幻聴が影響していると話しました。

弁護側)
「(コンビニに)女性がいなかったのはなぜだと思いましたか?」

宮西被告)
「『声』のせいだと頭に来ました」

弁護側)
「セイコーマートでなぜ店員に犯行をしたのですか?」

宮西被告)
「『声』にしたがって動く方にも問題が出てきたから」

検察側からの質問に対しては。

検察側)
「刺すときにためらいはありましたか?」

宮西被告)
「良いことではないから、自分自身も人生終わるし、相手も傷つけるので」。

裁判では殺害された男性の妻の代理として被害者参加制度を使い遺族側の弁護士が被告に質問をしました。

遺族側弁護人)
「男性を殺害していますが、なぜ踏みとどまれなかったのですか?」。

宮西被告)
「衝動でやってしまったことで、その時のことは覚えていません」。

被害者弁護人)
「お詫びできる点は?」

宮西被告)
「すみませんでした。本当に」。

25日以降も裁判は続き、判決は来月2日に言い渡されます。

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