道内は全国１位を記録する厳しい暑さとなりました。この時期、気を付けたいのが車の中の気温上昇です。

櫻井靖大記者）
「突き刺すような日差しが降り注いでいます。こちらの気温計は３６℃を指しています」

厳しい暑さとなったきょうの道内。北見市では最高気温が３４・９℃となり、全国で一番の暑さとなりました。

北見市民）
「暑いわ。下からの照り上げがこたえるね。道路歩いていたら」
「庭の草花も元気なくなってきたので心配です」

香山芽郁記者）
「暑いですね。札幌中心部日差しが強く降り注いでいます。噴水のまわりもこの暑さのせいか人がほとんどいません」

札幌の手稲山口では最高気温が３４．１℃と６月としては観測史上最も高くなりました。中心部も３３．１℃と今年一番の暑さとなっています。
札幌で６月に３３℃を超えるのは２０１４年以来、１１年ぶりです。

札幌市民）
「暑いのできょうはもう室内にずっと引きこもろうと思っいます」
神奈川から）
「北海道もう少し涼しいと思って期待してたが、暑くてびっくり」

こちらは先週土曜日にオープンした札幌市中央区の豊平川ウォーターガーデン。暑さの中、子どもたちが水遊びを楽しんでいました。

香山芽郁記者）
「暑いので私もちょっと入ってみたいと思います。すごく冷たくて気持ちいいです」

子ども）
「（Ｑ水冷たい？）冷たい」
「カエル見つけてた」
母親）
「子どもたち帽子かぶせたり、こまめに水分補給してりして遊んでいます」

駐車場があり車で訪れる人も多いこの水遊び場。外での熱中症も心配ですが、気になるのが車の中の温度です。

香山芽郁記者）
「この温度計を使ってはかってみます。チャイルドシートにあててみたいと思います。チャイルドシートの温度は４６．４℃で出ました」

さらにダッシュボードをはかってみると。

香山芽郁記者）
「６８℃です。すごく暑いですね」

車の持ち主）
「２、３センチぐらい窓開けている状態だったのにもかかわらず、それだけ上がっていたのでちょっど驚きでした」

ＪＡＦが行ったテストでは、気温３５℃の中で窓を開けるなどの対策をとらなかった場合、車内の温度は１０分で２５℃から３７．８℃まで上昇。
ダッシュボードの温度は５５℃を超えました。
車内に子どもを残していったりダッシュボードにライターなど可燃性の高い危険物を置くのは非常に危険です。
この暑さは２５日がピークですがあす以降は蒸し暑い日が続く見込みです。引き続き、熱中症には警戒が必要です。