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心身「喪失」か「耗弱」か 精神鑑定の医師が出廷 札幌市コンビニ3人殺傷事件で証人尋問

去年2月、札幌市のコンビニで店員ら3人を殺傷した男の裁判員裁判。被告の男の精神鑑定をした医師の証人尋問が行われました。

起訴状などによりますと、宮西浩隆被告45歳は去年2月、札幌市北区のコンビニエンスストアで、当時40歳の運営会社の社員の男性を持ち込んだペティナイフで殺害し、店員2人を殺害しようとした罪に問われています。
これまでに検察側は、宮西被告は犯行時統合失調症だったものの、程度が軽い「心神耗弱」の状態で刑事責任を問えると主張。
これに対し、弁護側は責任能力がない「心神喪失」の状態だったとして無罪を主張しています。
25日の裁判では、宮西被告の精神鑑定を行った医師が証人として出廷しました。
検察側から医師に対して「宮西被告には犯行を思いとどまる力がなかったのか」と問われると、医師は「思いとどまる力が全くなかったわけではないが、統合失調症の影響が強く出て、思いとどまる力が弱まった」などと話しました。
26日は被害者や被害者遺族による意見陳述が行われ、判決は来月2日に言い渡されます。

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