now onair

NEXT

道内各地で備蓄米の販売すすむ 美味しく食べるには夏場の保管に注意!お米マイスターが教える鮮度保つ秘訣

道内各地で随意契約の政府備蓄米の販売がはじまっています。ただ、美味しく食べるためには夏の暑い時期の保管に注意が必要です。

本間壮惟記者)
「こちらのスーパー、開店30分前ですが、随意契約の備蓄米を求めて多くの人で行列ができています」。

イオンは26日から札幌、旭川、苫小牧の3店舗で政府備蓄米の販売を始めました。
店頭に並んだのは2022年産の「古古米」で価格は5キロ2138円。

購入客)
「5時くらいに来た。私はもっと購入したいですね」。
購入客)
「このくらいの値段で出していただけたら本当に嬉しいなと思います」。

購入は1家族あたり1袋で、27日は道内のイオングループのスーパー9店舗でも、販売される予定です。ただ、せっかく安く手に入った備蓄米も、美味しく食べるには保管方法にも注意が必要なんです。
実際、マチの人はどのようにお米を自宅で保管しているのでしょうか。

60代)
「食品保存容器に入れて保管している、お米の保存状態をよくする物を入れている。以前1年くらいまとめて買ったとき家なのでダメになった」。
60代)
「東京にいたときは10キロとか買っていた。今の時季だと劣化が早かった。ぱさぱさになったり、虫が湧いていそうな感じだった」。
50代)
「買ってきたものを袋のまま保存している常温で」。

容器に入れたり、袋のまま、常温で保管をしている方がほとんどでしたが、実際はどのようにするのがいいのでしょう。札幌市東区にある千野米穀店で五ツ星お米マイスターの肩書を持つ徳永さんに聞きました。

五ツ星お米マイスターProf.徳永善也さん)
「15℃以下で保管するのが一番いいといわれている。冷蔵庫でチャック付きの袋に入れて空気をよく絞って保管するのがいい」。

こちらは貯蔵しているコメの「脂肪酸」をはかったグラフです。「脂肪酸」が多ければ多いほどコメの劣化が進んでいます。25℃で保管すると日数が進むにつれグラフが上昇。コメの劣化が進むのに対し15℃で保管すると上昇はゆるやかになり劣化のスピードが抑えられていることが分かります。

五ツ星お米マイスターProf.徳永善也さん(Q:米の賞味期限は?)
「大体賞味期限は2か月くらい。米屋としては様々な温度条件があるため1か月くらいで食べきることを推奨している」。

さらに夏場の常温保存は注意が必要です。

五ツ星お米マイスターProf.徳永善也さん)
「部屋の温度が上がって日中30℃が毎日続くと虫の発生が一番心配なんですよね。虫が発生するとお米が劣化するのでやはり冷蔵庫が一番いいと思います。それか早く食べきる、あるいはこまめに買う、それが一番いいと思います」。

特に備蓄米は味の劣化が進んでいる可能性があるため、より冷蔵庫保存がおすすめとのことです。

合わせて読みたい

HTB天気予報士
イチオシ!動画ポスト
HTB天気予報士
奇跡の子
テレメンタリー2024 知床沖観光船事故 2年後の影響 全国アンケート調査
NEWS onチャンネル
HTB NEWS LINE公式アカウント
みんなで防災!HTBポータルサイト

その他のニュース

一覧の続きを表示
htb