不適切な安全管理相次ぐJR北海道、「安全監査室」を新設 国交省の監査を受け対策強化
2025年 6月26日 16:24 掲載
不適切な安全管理が相次ぐJR北海道に、安全対策の実施状況をチェックする「安全監査室」が来月にも設置されることがわかりました。
関係者によりますと来月にもJR北海道に設置される安全監査室は、従来の保線や運行に関する部門とは独立した立場で安全対策が実施されているかを監査するということです。今月末にも道運輸局に提出される報告書に盛り込まれる見通しです。
JR北海道を巡っては去年秋以降、保線作業員が必要な安全対策をとらずに作業を行っていた複数の事案が明らかになっています。
ことし5月下旬には国土交通省から国内の鉄道事業者では初となる2年間の「強化型保安監査」が適用されています。