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倶知安・大規模開発 無許可伐採に加え土壌汚染対策法届け出も未提出 事業者「知らなかった」町の確認不足も

北海道の倶知安町で大規模開発に伴う森林伐採が無許可で行われていた問題。事業者が土壌汚染対策法に基づく届け出を提出していなかったことが新たにわかりました。

倶知安町巽地区では住宅2棟の建設工事現場で道の許可が無いままおよそ3.9ヘクタールの森林伐採が行われていたことが明らかになっています。さらに、道によりますと0.3ヘクタール以上で土地の掘削などを行う場合、土壌汚染対策法に基づく届け出を道に申請することが義務付けられていますが、これまでに提出されていないことが新たにわかりました。
道は19日に事業者2社に速やかに提出するよう指導していて、申請についてはこのように回答しているということです。

2社
「申請が必要だと知らなかった」。

この工事を巡っては24日、都市計画法による許可申請が必要な1ヘクタールを超える面積と判明し、25日に工事停止を勧告しました。また道や町は事業者2社に対して倶知安町役場で直接法令を遵守するよう申し入れをしています。

HTBはこの事業者2社に質問状を送り、建物を建設していた札幌の建設会社からは26日に回答がありました。

札幌の建設会社)
「行政当局と現在協議を行っているところですので、質問に対する回答やコメントは控えさせていただきます」。

また工事の現場は水資源の保全を目的に条例が定められている保全地域に該当し、町に届け出がありませんでした。町は2022年11月にこの届け出がないことが発覚し、翌年の1月に勧告する予定でしたが確認不足で抜け落ち、24日、初めて書面で事業者に勧告したということです。
町は「このようなことが起こってしまい大変申し訳ない」とコメントしています。

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