北海道新冠町 日高自動車道の延伸工事の事前調査で発見された縄文遺跡の発掘調査つづく
2025年 6月28日 14:17 掲載
北海道新冠町で縄文遺跡の発掘調査が行われています。
町内での調査は22年ぶりです。
北海道新冠町西伯津の遺跡は、2023年、日高自動車道の延伸工事の事前調査で発見されました。町内では22年ぶりとなる発掘調査が、北海道の職員らにより行われています。
今年度の調査面積はおよそ2300平方メートルにおよび、これまでの調査で、縄文時代の土器の破片などが見つかっています。
■北海道埋蔵文化財センター 末光正卓主査:
「時期のわかる縄文土器とか黒曜石で作った矢じりとかがありますので、人間が過去ここで活動していたという直接的な証拠が見つかっています。」
今年度の調査は募集して集まった作業員らと10月30日まで行われる予定です。