ペットと一緒「同伴避難」訓練 22世帯23匹が参加 有珠山噴火を想定 世帯ごとにテント設置 伊達市
2025年 6月28日 18:22 掲載
有珠山の噴火を想定し、伊達市で飼い主がペットとともに避難するいわゆる「同伴避難」の訓練が行われました。
2000年の有珠山の噴火では避難所へのペットの持ち込みが禁止され、世話のために避難所を離れる人が現れたり、ペットが置き去りにされ野生化するなど問題となっていました。
28日の訓練では22世帯とイヌやネコあわせて23匹が参加。
世帯ごとにペットと過ごせるテントが設置され同伴避難を体験しました。
参加者)
「飼い主としては、一緒に生活をするのが一番安心なので、こういう風に考えてくれてるのはありがたいなと思ってる」
伊達市危機管理課・足立勇ニ課長)
「ペットがいるから避難しないとか、ペットを連れていけないから車中泊という考えではなく、皆さま方がスムーズに避難できる環境を作っていきたい」