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JR北海道 また線路に置き忘れ 特急北斗と缶が接触 25日も2件「再発防止に取り組む」とコメント

JR北海道は函館線の野田生駅で作業員が線路に置き忘れた鉄製とプラスチック製の缶2つが特急北斗7号と接触したと発表しました。けが人はなく運行に支障はないとしています。


28日、午前11時過ぎJR函館線の野田生駅の下り線で作業員が置き忘れたペール缶といわれる鉄製とプラスチック製の缶2つが駅に入ってきた特急北斗7号と衝突しました。

ペール缶はそれぞれ直径300ミリ、高さ350ミリで、鉄製のものはおよそ1.2キロ。プラスチック製のものは200グラムほどですが、中には、鉄製のピン(1つ200グラム)が30本入っていて重さは6キロから7キロ以上になっていました。

当時、JR北海道から工事を請け負っていた作業員がレールの付近に草が生えないようにシートを設置する作業を行っていて、鉄製のピンはそのシートを固定するためのものでした。

作業は夜間などではなくダイヤの隙間を縫っておこなわれていましたが、2人の作業員は列車が入ってくることを認識せず、この缶を運ぶ準備をしていました。

特急が進入してきたことに気づいた作業員はとっさに列車を避けましたが、缶だけが線路に残され、特急と接触したということです。

JR北海道は接触した缶について列車に比べ軽量で脱線の危険性はなく、この事故でのけが人はいないとしています。


JR北海道の安全管理を巡っては25日にもJR新札幌駅や函館線の七飯駅と新函館北斗駅の間で重さ8キロの測定器やバッテリーが貨物列車と接触する事案が起きたばかりです。

今回の接触事案を受け、JR北海道は「同様の事象を2件発生させ請負会社を含め注意喚起をしていたにもかかわらず、同様の事象を発生させたことを重く受け止め、お客様や関係する皆様にご迷惑、ご心配をおかけしましたことを深くお詫びするとともに、再発防止に向け取り組んでまいります」と、コメントしています。

その再発防止策については「協力会社を含め、事象の周知と注意喚起を行いました。
詳細は確認中のため原因判明後、再発防止策を講じます」と話しています。

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