「去年より大きい」ゆでると”海のルビー” ホッカイシマエビ漁はじまる・別海町尾岱沼
2025年 6月30日 18:13 掲載
道東に初夏の訪れを告げるホッカイシマエビ漁が別海町で始まりました。ゆでると鮮やかな赤色になることから「海のルビー」とも呼ばれています。
別海町尾岱沼(おだいとう)の野付湾では、午前5時の解禁に合わせて港から20隻の船が白い帆を張り沖に出ました。野付湾は水深が浅いため、ホッカイシマエビのいる海藻をスクリューで傷つけないよう、風の力で動く「打瀬船(うたせぶね)」で漁が行われます。
漁師「型は大きいね、去年よりね」「やってみないと分からないけど、まあまあでないかな」
資源保護のため、1隻あたりの漁獲量は去年より100キロ少ない400キロとされています。ホッカイシマエビ漁は来月18日まで行われます。