とにかく日記をつけるのが苦手です。
つけようと試みたこと数知れず・・
ところが、いつも三日坊主で終わってしまうんです。
でも、買っちゃいました!
日記帳!
しかも、5年日記です。
日記が日課じゃないくせに、な~にハードルあげてんの?って感じ?
同感です・・。
でも、麻美ちゃんと話しているうちに、つける流れになっちゃって‥笑
(「遥かなる四十路への道」のトークのなかで・・)
どんな日々をこの中に書き込むことになるのでしょう。
楽しいことも、哀しいことも、笑えることも、カチンなことも・・
どんな日々も自分を作る毎日だから、前のめりで過ごしていこうと思います。
来年もよろしくお願いいたします。
それではみなさま
よいお年をっ!!
“再資源化”、つまり“リサイクル”。
先日、小樽のガラス製造所に取材に行きました。
そこは、ガラス製の浮き玉作りを日本で唯一しているところ。
小樽の冬のイベント“雪あかりの路”は、運河に浮く無数の浮き玉キャンドルがとても幻想的ですが、私が訪れたガラス製造所こそ、その浮き玉を作っているところなんです。
でも、知りませんでした。
この浮き玉作りに使われているガラスが、牛乳瓶や蛍光灯といったリサイクルガラスだということを!
「不要」もしくは「不用」とみなされたものに新たな命を吹き込んで、それ以前に劣らぬ価値を付加するってステキですよね。それは、モノがもともと持っている潜在的な魅力を「浮揚」させたってことですもん!
フヨウとみなされても、フヨウするチャンスはある!
これぞ、リサイクルのあるべき姿と言えますね。
久しぶりに編み物なんてしてみました。
数年前に買ったロングマフラー。
去年は一度も首に巻かれることなくクローゼットの中で丸まってました。
肩こりに悩まされている私にとって、このロングマフラーは今年も首には巻けないな・・と思っていまして、それならば使いやすいサイズに編みなおしてしまおうと思ったのです。
まずは、マフラーをほどいて毛糸の玉作りです♪
ほどいてほどいて、巻いて巻いて・・
ラーメンの麺みたいにウェーブがかった毛糸をクルクル巻いていきます。
単調な作業の繰り返しですが、こういう何かを黙々とし続けるのってけっこう好きです。かくはんされた気持ちのオリが静かに底に沈んでいくようで、心が落ち着くからかもしれません。
ロングマフラーは程なく3つの毛糸の玉に姿を変えました。
というわけで、数年ぶりの編み物開始!
2目ずつ表編みと裏編みを繰り返す「鹿の子編み」にしてみました。
実は、これまでは「ガーター編み」か「メリヤス編み」といった単純な編み方しかしてきませんでした。
でも、久しぶりの編み物ということで本を1冊購入したのですが、そこに載っていた「鹿の子編み」のマフラーがかわいくて、これに挑戦しようと思ったのです。
思ったよりスイスイと編んでいけました。
今思い返すと、前に編んだ時はもっと一目一目に力が入っていたような気がします。でも、そうすると目がきつくなって、次の段では目を拾うのが大変になるんですよね。よって、ますます力が入るから、気楽に編み物を楽しめなくなるという、負のスパイラル・・笑
で、面白いのは、窮屈な思いをして編んだものは、見た目にも窮屈な仕上がりになるということ。
目が詰まっているから、そりゃそうです。
しかも、目が詰まっているなら寒さをシャットアウトしてくれるかというと、これがむしろあんまりあたたかくないから不思議で・・。
いかに力を抜くかが編み物においては大切ってことなんですね。
今回は、一目一目に空気を含ませるよう編みました。
キュッと締まっていない分、一目ごとに気持ちを入れる余地もできた感じ♪
一目入魂!
こうして上手に力を抜けるようになったのも、年を重ねたおかげでしょうか。
編み物だけじゃなく、いろんな場面で力をうまく抜いていけますように・・
“岐路選択”なんて四字熟語はないので造語ってことになりますが、言ってみれば人生ってのは選択の繰り返しですよね。
『人生のターニングポイント』的な大きな岐路もあるけど、選択の場面ってのは日々のなかにも無数に転がっていて、そんなものもいれるといったい人は一生のうちにいくつの岐路に出くわすもんなのかと思ってしまいます。
でも、自分の意思の及ばない岐路が立ちはだかることもあります・・。
たとえば、心臓発作を起こして倒れてしまった時。
(すごく限定的なたとえですが・・)
たまたまそこを通りかかった人が心肺蘇生法を身につけているか否かで、倒れた人のその後が変わることもあります。
つまりこの場合、倒れた人の岐路を選択するのは、たまたま通りかかった見ず知らずの人・・。
プロの救命士じゃない限り、たまたま通りかかった人が倒れた人をそこまで深刻にとらえるのは逆に危険かもしれませんが、ただ私自身は倒れた人を前にした時、少なくとも「何もできない」という選択だけはしたくない・・。
そう感じたから、受けました。
普通救命講習。
この先、私の人生にはどんな岐路が待ち受けているのか。
それはわからないけど、どんな時もベストとまでは言わなくてもベターな選択をしていけますように。
そんなことをふと思ったのでした。
数回にわたって京都の旅報告をしてきましたが、今回が最終回です。
そもそも京都に行こうと思い立ったのは、源氏物語の世界を肌で感じたかったから。私は、「あさきゆめみし」という漫画がきっかけで、10代の頃にはすでに源氏物語の世界に魅了されていましたが、今年が源氏物語千年紀という節目の年だと知り、改めて源氏の世界に浸ってみようと思ったのです。
人は、人を愛し、人を憎み、だけど、やっぱり人によってのみ救われる。
こんなことを、10代だった当時、「あさきゆめみし」から学んだものです。
そして、今あらためて思うのです。
千年の時を経ても、やっぱり人は人を愛し憎む生き物のままだって。
そして、これはこの先もずっと変わらないだろうな、とも。。
一人一人の人生は、“一炊之夢”のごとく、とても短く儚いものです。
そして、その夢はまどろみのように浅き夢かもしれません。
そんな連綿と続く人の営みの、私もまたひとわたなのでしょう・・。
追記
大和和紀さんの真似して「あさきゆめみし」の登場人物「紫の上」を描いてみました。もちろん、大和先生の許可をいただいての掲載です(^^)
皆さんもはまってください、「あさきゆめみし」!!
京都の旅では「貴船神社」から「鞍馬寺」までの散策もしました。
神社とかお寺って、足を踏み入れた瞬間に自分と相性がいいかどうかってわかりませんか?
京都に行く前からこの2つの地には行きたいと思っていたのですが、そんな根拠のない思いは訪ねてみて改めて外れていなかったと感じました。
相性のいい場所って、深呼吸がいっぱいできちゃうんです。
この日は細胞にたっぷり酸素を送り込んだ感じがしました。
最初に訪れた「貴船神社」は何と言っても澄んだ空気が心地よかったぁ。
水を司る神を祀る神社だからなのか、マイナスイオンで満たされている感じがしました。
更にこの神社の奥にある『連理の杉』は見事でした。
これは、杉と楓が合体した神木です。
源氏物語の中でも“連理の枝”って言葉が何度か登場します。
「連理の枝」とは、“二本の樹の枝が成長するにつれ、寄り添い、絡み合い、一本の樹のようになっていくこと”で、夫婦や男女の仲のよさを表します。
この言葉、昔から好きです・・。
でも、実際に見る「連理の枝」はただただ圧巻って感じでした。
この『連理の杉』からパワーをもらい、更なるパワースポットへ。
夕暮れ時に1時間近く山道を歩き、ようやくたどり着いた「鞍馬寺」です。
生い茂る木々の間から見えてきたぞっ!
そこには、何にも動じない、どっしりとしたエネルギーが満ちていました。
うーん、「貴船神社」が“水ようかん”なら、「鞍馬寺」は“ぼた餅”のような感じでしょうか。
って、このたとえ、全くもってイミフメイですが・・(^^;)
ここにいると、怖いものなし!って思えてくる
でも、この2つの地に行ったことは間違いなくよかったと思うのです。
“厄年”で“大殺界”真っ只中の私ですが、この2つの地でマイナスパワーを跳ね除けられる薄膜を全身にコーティングした感じです。
何事もうまくいきますように・・
貴船神社にあったステッカー♪
京都の旅では、源氏物語ゆかりの地「三室戸寺」にも行きました。
石輪を回して極楽行きを祈念したり・・
鐘をついてみたり・・
でも、ここでの一番の思い出は、デジカメの接写機能を使って、こんな1枚を撮ったことです。
ムシ嫌いの人がいたら、ごめんなさい。
でも、何だかこの芸術的なフォルムと目力に惚れてしまって。
この目力・・私を捕食しようとしていたんでしょうか(><)
気付いたら、合わせた目を離すことができなくなっていました。
あぶない、あぶない。
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