ゆるゆる優る~む(小野優子)

一歩ずつ

未曽有の大災害から10日。
未だ余震が続く中、被災地の方たちにおかれましては心身の疲労はいかばかりかとお察し申し上げます。


自分たちにできることは何か・・


多くの人が考えていることですね。
私も考えました。被害の大きさを考えると、一過性のものではなく長く続けられることはないものだろうかと・・。


そんなことを考えていた時、思いがけない贈り物を私は手にしました。


お気に入りの手作り石鹸のお店で買い物をしたときのことです。
帰りしなお店の方が「これ、よかったら♪」とバスソルトをくださいました。
お試し感覚のご厚意かと、その場は簡単なお礼を言ってお店を出たのですが。
家に帰って袋の中を覗き込んだところ、
バスソルトの横に一枚の紙が入っていることに気付いたのです。
そこに書いてあったのは、お店の方の今回の震災に対する思いでした。

胸がじんわりあったかくなりました。

内容は、一つには被災地に向けて売り上げの一部を寄付するというもの。
これだけでもすごいことと思うのですが、
被災していない人の中にも今回のことで心を痛めている人が多いことを考え、
お店で買い物をしてくれた人にバスソルトを贈ることにしたというのです。
このバスソルトで少しでも元気を取り戻せたなら、
その分のパワーを被災地で困っている方たちにお使いいただければ、と・・。


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バスソルトにそんな意味が込められていたとは・・。
なんて素敵な考え方だろうと思いました。
これぞ、映画「ペイ・フォワード」の考え方ですね。

"人から受けた親切をその人にかえすのではなく違う誰かに贈る"

映画「ペイ・フォワード」は、誰かに親切にしていただいたら、
今度は他の誰か3人に自分が親切を贈る・・という内容でした。
だから、私も考えました。

今回の震災における自分にできる3つのこと。

大切にしたいのは、できるだけ長く持続できるものであること。
と考えると、決して大それたことはできないけれど、
やっても無駄と思わず、私の歩幅でやっていこうと、今そう思っています。

そして、ペイ・フォワードの思いをバトンしていけるようにと・・・


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私の頭の中に浮かんだイメージはこんな感じ・・^^;

 

 

 

 

Live、すなわち生きること^^

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おとといの夢チカLIVEに行ってきました。
5アーティスト出演の大満腹の4時間でしたぁ^^

5アーティストのラストを飾った斉藤和義さん。
ここで私は不思議な浮遊感を味わいました。

 

実は、去年11月の斉藤和義さんLiveにも行きました。
会場は今回と同じZEPP札幌。

心臓の手術をしてまだ1か月ちょっとしか経っていなかった時。
歩く速度もしゃべる速さも今の半分くらいだった時期に
おっかなびっくりな状態ながら大胆にもライブに行ったわけです^^;

そこで、
Liveに来られた満足感とか、
あまりにさりげない友人の気遣いとか、
いろんなものに感動して涙しながら聞いた斉藤和義さんの曲たち・・。

それを、今回のLiveでも数曲聴くことができたのです。
そうしたら、気持ちが数ミリふわっと浮上しました*^^*

そのふわっと感が、
"あの頃より着実に元気になっている"
という自信の表れかどうかはよくわかんないけど、
な~んかいい感じ♪な気分でした。

 

次の斉藤和義さんのLiveではどんな気持ちの動きがあるかな^^

 

今後もLiveを思いっきり楽しもうっと・・to Live

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TOKYO

昨日今日と映画のジャパンプレミアの取材で東京にきています。
 
 
 
今日のジャパンプレミアではジョニー・デップに会えるのも楽しみですが、監督にインタビューできることが何より楽しみです。
 
 
監督フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルクは、わたしの好きな作品の一つ「善き人のためのソナタ」の監督でもあるからです。
 
 
 
最近この作品あらためて鑑賞しました。
 
 
物語はベルリンの壁崩壊前の旧東独に存在していたシュタージという諜報機関の実体をつまびらかにしたものです。
 
人が人を監視し統制する世の中の、裏切りと疑いに溢れた日々...。
今の世の中がちょっとだけそんな世界に近づきつつあるような気がして、胸のざわつきを覚えながら観ていたのですが。
 
ベルリンの壁崩壊後、元諜報員がかつてマークしていた劇作家に向かって言った言葉にハッとしました。
 
 
 
"いまのドイツでじゃ、何も書けないだろう。
信じるものも反発するものもない世の中じゃ..."
 
 
 
人が何かに強く突き動かされるその原動力は、危機感とか飢餓感とか...とにかく今のままじゃダメだ!と思う環境のなかにあるのかな。。。
 
 
なんて思ったら、胸のざわつきを単に思考の隅っこに追いやるべきじゃないんだって感じたわけです。
 
 
うーん。
好きな作品は観るたびに新しい発見があるものです(*^□^*)
 
と、ちょっと(いや、だいぶ)横道にそれましたが、映画「ツーリスト」もスリリングでユーモアたっぷりな作品です♪
 
 
「善き人のためのソナタ」とは全く違う毛色の作品に挑んだ監督。
 
そのあたりの思いも含めてお話伺ってきますね(・∀・)ノ
 
 
 
写真

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