今日は今年2度目のブルームーンデー。
(ブルームーンについては1月29日のひとりごとをご参照ください)
一年に2度のブルームーンを拝むことができるのは、とても稀なこと。
次拝めるのは、2028年なんですから~。
このとっても貴重なセカンド・ブルームーン。
見られても見られなくても・・その存在を感じましょっ^^
さて、何度かひとり言のなかに書いている「なんとかなる」のお話。
この逸話を知っている人の中には、
『それは正しくないよ』と思っている人がいるかもしれません。
センパイにこの話を教えてもらった直後、実は私も調べました。
そうしたところ、一休和尚が亡くなる直前に残した言葉は
「なんとかなる」以外にもあったことがわかったのです。
「心配するな」
「大丈夫」
「なんとかなる」
この3つの言葉です。
ちょっとずつ内容は違ったりするんですが、
調べた中で一番多かったのは、要約するとこんな感じ。
亡くなる直前、一休和尚は弟子たちに3本の巻物を手渡し、
窮地に追い込まれたら順番に巻物をあけるよう伝える。
そして、弟子たちに巻物をあけざるを得ない日がやってくる。
一の巻には「心配するな」
二の巻には「大丈夫」
三の巻には「なんとかなる」と書いてあった・・とさ。
何故センパイは「心配するな」と「大丈夫」を省いて話したのだろう。
ひょっとして知らないのかしら^皿^・・などと思っていたのですが。
私がセンパイの偉大さを思い知ったのはそれから間もなくのことでした。
一休和尚の逸話を聞いてから半月ほどが経った頃です。
友人とのランチの席で、この話をするタイミングがやってきました。
私は、あえて3つの巻物を話に登場させました。
『一つ目の巻物を開くと・・
そこには「心配するな」って書いてあったんだって。
そしてね。二つ目の巻物を開くと・・そこには「大丈夫」って言葉が・・』
ここまで話して、私はようやく気付いたのです。
二つの巻物のくだりはいらなかった、と・・。
ありがたい知恵が書いてあると期待していた弟子にとって
書かれてあったのがなんとも気の抜ける言葉だったことが、
このお話の面白いところで・・。
そう考えると、1つの言葉の方が話は引き締まるわけですよね。
しかも、3つのなかでもとりわけいい加減な響きをもつ
「なんとかなる」の一言(笑)
これって、言う人によっては相手に殴られかねない言葉です(^^;)
それを、あの世からのメッセージのごとく巻物にしてしめすという
一休さんならではのウイットに富んだ計らいがこれまたにくいわけで・・。
つまり、この話に欠かせないのは「なんとかなる」の言葉なのです。
おそらくセンパイはそんなことも計算済みだったんだろうなぁ。
ほんっと、人に何かを伝えるって難しい。
そんなことをあらためて考えさせられた出来事でした。
日々勉強とは言っても、センパイに追いつく日は来るのでしょうか。
でも・・まぁ。
なんとかなる・・かぁ^0^;
子供の頃、この時期になると決まってある心配が私を支配しました。
『ホントに春は来るのかな』
暖かくなってアスファルトが顔をのぞかせたと思ったら、また雪が降る。
その時の、まるで冬の始まりのような景色に、
『春と夏と秋を通り越して、ひょっとして次の冬が来てしまったのでは』
とひとり焦ったものです。
今でこそ『来ないかも・・』と思うことはなくなりましたが、
それでも春の陽気を感じるとソワソワしちゃうのは事実です。
条件反射っていうか・・
やっぱ、三つ子の魂百までなんでしょうか(これ、ちょっと違う?・・笑)
だから、おととい(3月24日)のように
『ボク春です!』的お天気に出会うと、
いてもたってもいられなくなり、
思わず私は海岸線に向け車を走らせたのでありました。
左手に日本海、右手に雪残る山々を見ながら走り続けること2時間。
途中、馬と鶴の形をした残雪を見つけたり。わかりづらい?^^;
大好きなどら焼きを浜益にて購入!
以前、取材でこちらのどら焼きつくり体験させていただきました^^
海を見ながらどら焼き食べたら、
午前中のちょっと落ち込む出来事なんかすっかり忘れて・・笑
一休さんじゃないけど、「なんとかなるか~」とか思いながら
自宅に向けてまた車を走らせたのでありました。
ドラえもんもビックリのどら焼き効果!
そうそう。
前々回のひとり言に書いた一休和尚の「なんとかなる」。
この話を聞いたあと、私は新たなことに気づきました。
その気づきによって、センパイの偉大さを更に思い知ったのですが・・
その話についてはまた今度・・^^
さてさて。
前回書きたかったある映画のお話とは・・。
「新しい人生のはじめかた」
ダスティン・ホフマンとエマ・トンプソン主演の
ちょっぴり切なくて、ちょっぴりあたたかな大人の映画です。
この映画をすすめてくれたのが、
前回の日記に書いた大好きなセンパイなのです。
ある日、この映画を観たセンパイから
このようなメールが送られてきました。
きのう見終わったあと、
小野ゆうに見せたい作品だなと思ってメールしました。
本でも映画でも、いい作品に出会ったとき、
自分という存在を思い出してくれるってホントに嬉しいこと♪
そんなわけで。
メールをいただいたその日に観に行っちゃいました^^
”人生の曲がり角の先にはきっと素晴らしい冒険が待っている”
これが映画のキャッチコピー。
単なるハッピーエンドの物語ではなく、
現実を見据えたまさに、大人の物語だなって思いました。
だって、ありがちなキャッチコピーならこうだと思うから。
”人生の曲がり角の先にはきっと幸せが待っている”
曲がり角の先にちょっこり幸せが待っていてくれるなら
こんなに嬉しいことはないのだけど、
現実はそう甘くないことは誰もが知っている・・
だから、ダスティン・ホフマンのラストの台詞にはグッときました。
素晴らしい冒険
とは言ったもんだなぁ。
この次センパイと会った時、
作品について語り合うのが楽しみです!
大好きなセンパイがいます。
そのセンパイは会うたびに、ありがたいお話をしてくれます。
今まで聞いたなかで一番のお気に入りは“一休和尚”の逸話。
そう、あのトンチで有名な一休さんです。
そのお話はこんな感じ・・。
一休さんは亡くなる直前、弟子たちにこんな話をしたのでした。
「あなたたちが絶体絶命に陥ったらこの巻物をあけなさい。
そこに君たちを導くヒントが隠されているから」と。
一休さん死後、程なくしてお寺に存続の危機がやってきます。
弟子たちは奔走しますが、遂に二進も三進もいかなくなり、
弟子たちはとうとう巻物をあけることを決意します。
“そこに私たちを導く知恵が書かれているに違いない”と信じて。
すがるような思いで巻物をあける弟子たち。
ところが、そこに書いてあったのは
『何とかなる』
この一言だけでした。
弟子たちはこの一言に拍子抜けし、思わず笑ってしまったとさ。
渦中にいる時は絶体絶命と思っても、時が経過してみると、
危機的状況ってなんとか乗り越えていたりするもの。
「苦境に追い込まれた時こそ心を前に向けて、で~んと構えていなさい」
一休さんはとにかくこれが言いたかったのでしょう。
センパイがこの話をしてくれた時、
私はまさにどうしていいかわからない状況にありましたが、
どんな励ましの言葉よりも勇気を与えてくれたことを覚えています。
考えてみたら、落ち込んでいる時って、
ダイレクトな励ましの言葉ってチープな響きになりがちですよね。
これは、私自身が誰かを励ます時に強く感じたことでもあります。
あれやこれやと言ってはみても、
着地先には「頑張って!」の言葉しかなかったりするものです。
その人が十二分に頑張っていることは百も承知であるのに・・。
だから、センパイの話に秘められた励ましのメッセージに脱帽なのです。
私自身ももっといろんな経験を積んで、
こういう言葉をかけられる立場になれたらいいなって感じております。
さてさて。
今日私がここに書きたかったのは、
実はある映画のお話でした・・^^;
ちょっとここまでの話が長くなってしまったので。
・・・映画の話は次の機会で^0^;
ちょぴっとお休みいただいて放浪しておりました^^V
休み明けの会社ってのは、なんて言うんでしょう。
肌になじんだ環境に戻る安心感と面倒臭さとが
ないまぜになった感じで(笑)
まぁ、いずれにしても新鮮な気分になるものです。
そんな今日はハルをいくつか持参してきましたよ^0^
これは、「はるか」という名の柑橘類です。
休み期間中、愛媛料理を出してくれるお店に行ったのですが、
調理場の一角にこの果物がコロコロと並べられてあったんですね。
初めて見る果物だったので、好奇心丸出しで見つめていたら、
帰る間際、お店の人が「どうぞ」とおすそ分けしてくれました。
レモン色した皮の中は
ものっすごく甘いジュースで満たされていました。
今がまさに収穫時期の「はるか」を食べれば、
ハルも遥か先のことではない!と思えてきました。
あと持参したハルは、
ひっさびさにお気に入りと出会えた新調したばかりの眼鏡と
まゆの上に鍋ぶたみたいに存在している前髪。
(前髪は持参するもんじゃないか・・笑)
ハルっていろんなもので感じられるんですね。
皆さんは、何でハルを感じていますか?
アカデミー賞授賞式が来週に迫ってきました!
今年は何が作品賞とるのかなぁと、ぼんやり考えています。
というのも、作品賞にノミネートされている「第9地区」を、たった今観終わったとこだから(^O^)
ノミネートされている10作品を全部観たわけじゃないけど、今回も様々なジャンルが名を連ねています。 楽しみ! この気持ちになると、春の到来を感じます♪
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