夕暮れ時、ふらりと立ち寄った知事公館。
リフレッシュしたくなるとつい遠出したくなるものですが、
近くにだってこんなステキな空間はあるんですよね。
大きな通りに面しているにもかかわらず、
喧騒から切り離された空間がここには広がっています。
今の時期、白雲木(たぶん・・)は白いお花をいっぱいつけていて、
空中遊覧を楽しんだ花びらたちもまた地面にたくさん着地しています。
そんな白雲木の花びらが着地した地面に目を凝らすと、
地面にはりつくようなかたちで群生する植物があるに気付きました。
更に、じーっとその植物を見ていたら・・
じーんとくるものと目が合いました。
小さな小さな花が咲いていたのです。
植物ですから花を咲かせることは何の不思議もありません。
でもね~。その透明感ある小さきものの存在が妙に神々しくて。
なんかじーんときちゃったのです。
あ。しばらくウンチングスタイルしていたから足がしびれたとか。
そういうじーんじゃなですよ。
いや。確かに足もちょっとじーんってなってましたけど(笑)。
・・・・
あなたの周りのじーんな風景はどんなですか?
ある朝、出社したらデスクにこんなものが・・
写真がいっぱい・・
実は、最近社内で私を激写する後輩がおりまして・・
犯人はこの人・・あ、あやしい^^;
彼は写真が趣味らしいのです。
いろんなカメラを持っているというから、
いくつか見せてもらったんですが・・
驚きました(><)
デジタルじゃなくフィルムってことにも驚きましたが、
何より目を引いたのはそのケースです。
ネクタイで作ったというカメラケース(左)と、
牛乳パックを芯にした、カメラをモチーフにしたケース(右)。
どちらも奥様お手製っていうから、やけるね~♪
それにしても、ホント売り物になるくらいステキだったんです☆
でもね、この後輩の腕にはがっかりです・・。
一枚だって美しく撮ってくれたことがないんですから(――)
たとえば、こんな感じ・・
あたしは、ひょっとこか
そんなにステキなカメラとカメラケース持ってんなら
ちゃんとした一枚を撮って欲しいもんです。
まったく・・。
まぁ、しかしながら写真写りの悪さにかけては
HTBアナウンサーの中で群を抜いている私(´_`)
"この「ひとりごと」に掲載する写真に
ほとんど小野さんが写っていないのは何故ですか?"
これまでに何度か視聴者の方から聞かれたことがあります。
理由はひとえにこの写真写りの悪さなのです。
そんなわけで、今後はこの後輩の写真の腕を上げてもらって
素晴らしいお見合い写真を撮ってもらおうと思っています。
私がいつまでたってもお嫁にいけなかったら
(もう既に遅いけど・・・)
この後輩のせいってことで・・^0^
Kちゃん、よろしく頼むよっ。
今週の"午前10時の映画祭"は、「12人の怒れる男」。
裁判員制度の意義と、それゆえの難しさを
考えずにはいられませんでした。
「ポッシブル!!」
劇中何度も叫ばれる言葉。
犯人以外は誰も事件の真実を知り得ません。
それでも、「考えられる"可能性"」について
陪審員たちは飽くなき議論を交わすのです。
自分が裁判員になった時、
どこまで「ポッシブル!!」を追求できるだろうか・・。
そんなことを考えた一本でした。
それにしても・・と、私は違うことも思ったのです。
おそらく、これは真夏の夜の出来事。
今にも雨が降りそうな(後に実際雨も降るのですが・・)
まとわりつくようなじっとりとした空気のなかで
陪審員たちは侃侃諤諤と意見を交わします。
この"不快指数"の高さが何故か観ているこっちにまで伝わってくるのです。
白と黒と、その濃淡が示す映像。
それが、"湿感"をより浮き上がらせている気がしました。
うまく表現することは出来ないのですが・・・
水墨画が持つ湿り気と似た感じ・・と言えばいいでしょうか。
しかも、密室で繰り広げられるこの作品のうっとうしい程のジメジメ感は
モノクロでなければ"不快"を通り越して"不愉快"だったかもしれません。
モノクロ作品にはオブラート的要素もあると感じたのです。
モノクロにはモノクロならではの効果があると再認識したのでした。
とはいっても・・・と、また私は思ったのです。
モノクロに目が慣れると、色が恋しくなるものです。
長沼町のとあるレストランからの風景
6月の北海道は色の祭典!
モノクロ映画を観たあとの新緑は目にまぶしいくらい(>0<)♪
そう、モノクロ映画のもう一つの素晴らしさは
色への感謝をあらためて思い出させてくれること!
3D映画もすごいけど、モノクロ映画もやっぱりすごいのです。
また、観に行かなきゃ♪
若草色したグリーンアスパラのスープ
札幌シネマフロンティアで開催中の「午前10時の映画祭」。
このたびようやく一作品観ることが出来ました。
「ミクロの決死圏」
これには驚きました。
ミクロ化された人間が他の人間の体内に侵入するという奇想天外な物語が
SFというよりもコメディに見えてしまって・・
ただね。
強引なんだけど、妙に押し切る力があるというか・・。
大橋巨泉さん級のパワーを持った作品だったんですよ(笑)
人間はミクロとマクロの間にいる。そのどちらもが無限の世界だ。
こんなセリフが劇中にあるんですが、
公開された1966年当時の映画というのはどれも
無限に広がる人間の夢を
勢いをもって映像化していたんだろうなぁと感じました。
作る側も観る側も、ついリアリティを追求しがちな昨今の映画。
辻褄あわせばかりに気を取られていたら
映画の何たるか・・といった一番大切なところを見失ってしまうかも。
そんなことを思わせる一本でした。
さて、この21世紀に「ミクロの決死圏」は
どのような形で再び世に出てくるのでしょう。
リメイク版の完成が待たれます。
ね^^
年とともに短くなっていく時間がたくさんある。
睡眠時間、反省時間、集中時間・・・^^;
でも、それとは反対に長くなっていく時間もある。
動物園で一動物と向き合う時間・・。
先週末、円山動物園に行ってきました。
この後ろ姿はデナリ?ララ?
その動き、その目線、その鳴き声。
どの動物たちを見ていても飽きるということは全くなく、
なんなら一頭の動物の前に一日中いてもいいくらい
動物たちの姿を追うのが楽しかったんですよね。
ずっと見ているとこちらに顔を向けてくれたりする^0^
それは子供の頃には持ち得なかった気持ち。
子供の頃はいかに多くの動物たちを見るか、
そんなことにとらわれて、
誰と競うでもなくせかせか動き回っていた気がするから。
雄々しいライオン!
何故でしょう。
とても緩やかな流れのなかにいるはずなのに
動物園に来ると、
最近はあっという間に閉園時間になってしまいます。
雄々しいライオンもこんな大きなあくびをする^0^
でも、こんな過ごし方をした日には思います。
"年を重ねるのも悪くない"
年とともに長くなっていく時間・・。
他にどんなものがあるんでしょうね^^
夕暮れ時のサル山♪
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