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2008年10月20日放送~

僕の落とし物(全8話)

脚本:真柴あずき(演劇集団キャラメルボックス) 演出:本間浩一郎

◆最終回◆
「お互い30歳で独身だったら結婚しよう」。高校時代の約束を信じて、晴菜が最後にすがりついたのは慎也だった。晴菜の告白を聞いて、慎也はラジオの生放送で思いを伝える。「立ち止まりたくなった時は、好きなだけ立ち止まればいい。もう一度前に進みたいって思えるまで」。それは晴菜だけでなく、自分自身を癒す言葉でもあった。
(2008年12月8日OA)

◆第7回◆
晴菜は全てを語り始めた。信じていた人に裏切られ、死をも覚悟した時、慎也に会いたくなったのだ、と。「何度も仕事を辞めたいと思った」。慎也も辞表の理由を打ち明ける。2人は抱えていた苦悩をお互いに吐露し始めたその時、弟の貢が現れ、問いかける。「ひょっとして、この人が30歳の約束の人?」
(2008年12月1日OA)

◆第6回◆
放送用のデータが壊れたとの報せを受け、岩倉はお見合いの席から駆け込んできたのだった。データを差し替えた後、岩倉から見合いが順調に進んでいることを聞き、慎也はショックを受ける。失意のまま家に帰ると、玄関先に晴菜が待っていた。「私がこの街に来たのはね、斉藤君に会うためだったの」。晴菜が全てを話し始めた。
(2008年11月24日OA)

◆第5回◆ 散らばったメモ…それは、岩倉が書いたものだった。慎也は、心に秘めていた思いを晴菜に打ち明ける。岩倉がお見合いすると聞いて以来、揺れ続けていた思い。「…なんでこんなに胸が痛いのか」慎也は、自分の気持ちにようやく気づいたのだ。翌日、会社に行くと、お見合いにいったはずの岩倉が駆け込んできた。
(2008年11月17日OA)

◆第4回◆
貢は、疑惑の薬を飲んだ途端に、眠り込んでしまう。しかし、徹夜明けだったこともあり、睡眠薬の件はうやむやに。それまでお互いに探り合っていたが、慎也はようやく自分の悩みを打ち明け始める。「がむしゃらに走ってきたけど、立ち止まった感じ」。どうにもならない気持ちを話したものの、晴菜は疲れから眠ってしまっていた。
(2008年11月10日OA)

◆第3回◆
ふたりがお互いを探り合っている時に、弟の貢(多田直人)が帰ってくる。最初は兄の新しい恋人の来訪を歓迎するが、事情を知ってつぶやく。「これで結婚できると思ったのに…」。兄に気遣い、結婚をためらっていたのだ。そして貢は、晴菜のカバンからある物をみつけてしまう。「睡眠薬じゃないの?」。貢の手には、薬瓶があった。
(2008年11月3日OA)

◆第2回◆
慎也が助けようともみあっているうちに、女の手から写真が落ち、川に流されてしまう。川に入り、写真を探すもののみつからない。ずぶぬれの彼女を家に連れ帰り、話をしているうちに、ふたりは高校の同級生だったことに気付く。慎也は、かつての同級生・晴菜になぜ橋の上にいたのか理由を尋ねるものの、はぐらかされてしまう。
(2008年10月27日OA)

◆第1回◆
人気ラジオ番組のDJ慎也(音尾)は、悩み多き30歳。上司(菅野良一)に仕事の希望を伝えるもののはぐらかされ、おまけに、思いを寄せていた新人ディレクター亜由美(實川貴美子)から、お見合いすること告げられる。沈んだ気分で家に帰る途中、橋の上で今にも飛び降りそうな女(岡内美喜子)を見かけ、慎也は思わず走り出した。
(2008年10月20日OA)

登場人物

斉藤慎也

音尾琢真

1976年3月21日生まれ 北海道旭川市出身

TEAM NACS

我らが「スバセカ劇場」で座長をつとめます。

主な出演作:映画「river」('03)、「ハウルの動く城」('04)、テレビドラマ「相棒」('05)、「暴れん坊ママ」('07)、「貧乏男子 ボンビーメン」('07)、舞台「水曜天幕團」('03)、「HONOR~守り続けた痛みと共に」('07)、など多数

内田晴菜

岡内美喜子(演劇集団キャラメルボックス)

1976年11月17日東京都出身

プロデューサー古川

菅野良一(演劇集団キャラメルボックス)

1969年8月31日東京都出身

岩倉亜由美

實川喜美子(演劇集団キャラメルボックス)

1982年1月26日千葉県出身

慎也の弟・貢

多田直人(演劇集団キャラメルボックス)

1983年12月17日北海道釧路市出身