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2010年3月8日放送

走馬灯 第一話

病室のベッドに横たわる今井一郎。傍らには泣き崩れる両親。この物語の主人公である
彼は今まさに人生の最後を迎えようとしていた。

死の淵で一郎は自分の人生を振り返っていた。つまりそれは走馬灯。
そこには幼少の頃の自分の姿が。七五三の写真撮影、緊張のあまり、シャッターの瞬間に目を閉じてしまう。子どもの頃から何かと鈍くさい一郎。

小学生になるとギザギザの10円玉、〝ギザ10〟集めに勤しんだ。
当時のあだ名はそのまま、「ギザ10」。懐かしさと、何とも微妙な思いでしかよみがえってこない自分の走馬灯に情けなくなる一郎。

意識が無いはずのベッド上の一郎の表情も懐かしさと情けなさで微妙な表情に・・・。
第一話の走馬灯は小学生時代まで。つづきは次週、第2話をご覧下さい。