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(2007年3月22日放送)

#18 松野明美さん

1968年、熊本県出身。 小学校5年生の時に出場した町内マラソン大会で優勝。これがきっかけで陸上の道へ。高校時代までは無名選手だったが、実業団入りした後、めきめきと頭角を現し、ついにはソウル五輪10000メートル代表に。現在は、タレント、そしてゲストランナーとして、各地のロードレースに出場している。

トーク内容

先週に引き続き、ゲストは松野明美さん。

1万メートルでソウル五輪に出場後、マラソンに転向します。その理由は?そして、当時日本中が注目したバルセロナ五輪代表選考の裏側を、松野さんが語ります。五輪代表間違いなしと言われていたにも関わらず、落選。失意の中、テレビでオリンピックを見たそうです、そのときの心境も激白。前回とはちょっと違った松野さんの素顔にご期待ください!

トークの舞台は、豊平館。実は、豊平館がある中島公園は、松野さんも出場したことがある北海道マラソンのゴール地点。ここで、マラソン転向後の松野さんについてお話を伺いました。トラック競技の1万メートルでソウル五輪に出場を果たした松野さんでしたが、世界との厚い壁を思い知らされます。マラソンなら世界の頂点を狙える。そう考えた松野さんは、マラソンに転向します。実績を積み上げ、バルセロナオリンピックを目指しましたが、代表選考で落選。この騒動は、日本中が注目する「事件」となりました。

「マラソンに裏切られた…」ライバルや、関係者ではなく、自分が愛したマラソンに裏切られたショックは並みのものではなかったのでしょう。しばらくは、全く走れなかったそうです。

「あの時、メダルをとっていたら人生は変わっていた」

涙をにじませながら、当時の思い出話を聞かせてくれました。小柄な体型ながらも、努力の結果、日本のトップにまで登りつめた自らの経験を、今は子供たちに伝える活動をしているそうです。でも、今の子供たちには、お笑い芸人だと思われているとか…。松野明美さんは、すっごい選手だったんですよ!!

ロケーション:豊平館 (札幌市中央区中島公園 TEL:011-511-0985)

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