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(2007年11月12日放送)

#50 いっこくさん

本名:玉城一石。1963年、神奈川県に生まれ沖縄で育つ。腹話術の概念にとらわれない独自のパフォーマンスや、彼の劇団「いっこく堂」に所属する、愛くるしい人形達が幅広い世代から人気を呼んでいる。さらに、それまでの腹話術では不可能とされてきた破裂音(マ行・パ行・バ行)を出すことができ、常識を根底から覆した。現在はアメリカや中国を始め、世界中で腹話術を披露。活動の幅を広げている。

トーク内容

次回のゲストは引き続き、腹話術師“いっこく堂さん”!前回観て頂いた方はもうお分かりですよね?そう、「堂」が付いています!つまり、人形が一緒な訳ですね♪となれば、やはり、腹話術が見たいところ!という事で、まずはいっこく堂さんのライブパフォーマンスからお見せ致します!ライブ冒頭では、腹話術の丸秘テクニックも教えてくれますよ!そしてトークでは、腹話術の常識を打ち破ったといわれるいっこくさんの練習秘話を伺いました!何でも、切っ掛けは、図書館で借りた「誰でも出来る腹話術」という本らしいのですが…まぁ、この続きは放送をお楽しみに!!

さて、今回はいっこくさんではなく“いっこく堂”さんとして人形と共にお送りした訳ですがいかがでしたでしょうか?前半のライブで教えて頂いた「声が遅れる腹話術」は、皆さん出来ましたか??スタッフも収録語挑戦しましたが、何となくは出来るんですけどね…どうも中途半端…。まぁ、そんな簡単に極められるものではないですよね。そして後半のトークでは俳優を目指し上京したいっこくさんが腹話術師になるまでのお話を伺ったのですが、やはり色々と苦労があるんですね…。劇団民藝で稽古をするも自分の思ったように演技をさせてもらえない…もちろんそれは、演劇ですから当たり前の事なんですが、それに悩んでいたいっこくさんはある日、旅公演の宴会で一人一芸をすることに。そこでモノマネを披露したところ、それを座長の米倉斉加年さんにほめられ一人芸の道へ!そして中学時代(先週放送)腹話術をやりたかった事を思い出し、腹話術師を目指す事になったそうなんです。しかし、もちろんやったこともなければ人形もない!そこでいっこくさんはまず図書館で「誰にも出来る腹話術」という本を借り、勉強したというのですが…本当にそれでプロになれるのでしょうか…まぁ、現になってますが…。とはいえ、腹話術では不可能とされていた破裂音(マ行・パ行・バ行)を可能にしたり、ここまで来たのは血のにじむような努力の賜物ですよね!「頑張れば報われる」といいますが、それまで馬鹿にされていた「腹話術」という芸を、ここまでのモノにした頑張り!本当に脱帽の一言です!

ロケーション:リフレサッポロ(札幌市白石区本通16丁目南4-26 TEL 011-866-3811)

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