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(2009年10月12日放送)

#142 吉田兄弟

吉田兄弟は、登別出身の津軽三味線奏者で、兄・吉田良一郎(1977年生まれ)と弟・吉田健一(1979年生まれ)による兄弟で構成。共に、父の勧めで、 5歳で三味線を習い始め、全国大会などで数々の入賞を果たす。99年にはアルバム「いぶき」でメジャーデビュー。さらに、03年には全米デビューと、「津軽三味線=伝統楽器」という、これまでの概念を打ち破る、ワールドワイドな活動を続けている。

トーク内容

次週のゲストは三味線奏者の吉田兄弟!三味線の概念を越えた迫力のパフォーマンス!幼少期の三味線との出会い、兄弟ならではのエピソードも満載!「やまだチャレンジ企画」では、楽譜の存在しない三味線ワールドに、やまだも四苦八苦…。お楽しみに!

さて、吉田兄弟と津軽三味線三昧でお送りした30分でしたが、いかがでしたでしょうか?意外と、知らない事も多かったのでは??普段、三味線と聞くと、苦労して弾いているようには見えないものですよね。(僕だけかな??)しかし、いざやってみると、バチの持ち方ひとつから、もう大変…。やまちゃん、のっけから悪戦苦闘で始まったチャレンジ企画、最終目標は「さくらさくら」の演奏となっていますが、果たして来週、そこまでたどり着くのでしょうか?一応、最後は吉田兄弟、やまちゃんによるセッションも予定しておりますので、お楽しみに。そして、トークでは、吉田兄弟のターニングポイントに迫りました。共に5歳で三味線を始めたという2人ですが、幼少期の2人には、切っては切れない存在が…。それは、父親だったのです。なんと、兄、良一郎さんが、初めて貰った三味線は、洗面器を2つ張り合わせ、そこに、雪かき用のスコップを取り付けた、DIY三味線だったそうなんです…。というのも、2人の父親は設計士さん。しかも、若い頃、津軽三味線に強い憧れを持っていたようなんです。そんな事も手伝ってか、三味線の事になると人一倍厳しい人だったんだとか。ちなみに、そんな父親の本心は、兄弟のどっちかが、一人前になればいいと思っていたそうで…。初の個人戦(全国大会)で弟、健一さんだけが入賞、兄、良一郎さんが落選した時、兄の居る前で健一さんの入賞を大喜び!!良一郎さんは、その父親の姿にショックを受けた…なんてエピソードも…。まぁ、なにはともあれ、そんな父親の熱意が、吉田兄弟を作り上げていたんですね。次回も、兄弟ならではのエピソード満載!是非、お楽しみに!!

ロケーション:
紅桜公園(札幌市南区澄川389 TEL 011-581-4858)

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