2021年05月19日(水)
黄金色の菜の花畑
胆振の安平町では、今年も菜の花畑が見頃を迎えています。
この写真を撮影したのは、厚真町の白石守さん.
白石さんは、安平町で育てた菜の花を肥料にして、
厚真町で米作りをしています。
厚真町といえば、
胆振の米どころとして知られています。
2018年9月、胆振東部地震が発生。
その直後、私は当時担当していたイチモニ!「食のチカラ」の取材で
白石さんに色々とお話を伺いました。
苗を育てるためのビニールハウスがあった場所は
地震により陥没。
用水路も破損し、甚大な被害が出ました。
それでも、逆境に負けず菜の花を肥料にした自慢の米を
作り続けてきました。
そんな白石さんから送られてきたのが、
今回の菜の花畑の写真でした。
「日本一の菜の花畑になると思っています」と白石さん。
安平町にお邪魔してその素敵な景色を楽しみたいところですが、
北海道に緊急事態宣言が出されている状況では、
その想いは来年以降に持ち越しです。
きっと秋には、この菜の花の栄養を受けて、
美味しい米が収穫されることでしょう。
そして来年こそは、
一面に広がる菜の花畑を楽しめると信じています!