2008年07月09日(水)
テレコでいかが?
今日は言葉の話でも、ひとつ。
先日、はたと、気になった言葉がありまして。
交互に、という意味で使う「テレコ」でございます。
メイクルームでテレビを見ながら、
「これってテレコで喋ってるんですかねー」って自分で言って
「アレ?そーいえば、なんでテレコって言うんですかねー・・・」って。
もう、それはそれは、気になってしまって
本番中も“テレコ”の文字が、頭の中をぐるぐるぐるぐる・・・。
で、調べてみましたよ。
その語源は、「手入れ」+接尾語の「こ」が付いて変化した言葉、
だったんです。
元は、歌舞伎で、一幕おきに二つの話を交互に展開することを
「てれこ」と言うようになったんだそうです。
ちなみに、似てる言葉で「アフレコ」ってありますね?
そうそう、映画やアニメなど声だけ録音する、アフレコ。
これは、アフター・レコーディング(after−recording)の略で、
「この話はオフレコでっ!!」って言うのは
Off the record = 記録にとどめない・公表しない の略。
な、ワケですよ。
だから、「何とかレコーディング」の略なんだとばっかり思ってた「テレコ」
全くの別物!!だったんですねぇ。
うーん。
ためになったねぇ~。ためになったよ~ぅ。(by「もう中学生」)