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さやかっぱのサッポロかっぽ記

2008年11月24日(月)

話す・伝えるってホントむずかしー

きょうは言葉の話をしましょう。

麻生総理が、まちがえて読んでしまった「未曾有」

 

悪い出来事が起きたときに、

前代未聞・かつてない、といった意味で使われますね。

例えば「未曾有の大雪に見舞われ・・・」というように。

元々は仏教用語で、

『未だ曾て有らず』 いまだかつてあらず

と、訓読みしてたものなんです。

 

しかも、そもそもの意味は

仏の徳などを尊んだ言葉だったんだそうです。

その昔、中国で、お経をサンスクリット語から漢字に翻訳したので

原語とはやや違う意味として定着し

中国や日本で使われてきたようですね。

 

麻生さんを弁護するつもりは、さらさらありませんが

読み間違いは、アナウンサーである我々にも耳が痛い話。

ただ、一国のリーダーたる発言は、信頼にかかわりますから

やっぱり総理には、より正確にお願いしたいものです。

 

Fsのファンフェスもあったし

気合を入れるために、今週は赤いお花にしました。