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さやかっぱのサッポロかっぽ記

2009年12月22日(火)

なんか違うと思う

「ほら、言わんこっちゃない。」

自民党は、そう笑っているかもしれません。



暫定税率の撤廃に、所得制限なしでの子ども手当て支給。

衆院選マニフェストで大きく注目を浴びた公約です。



財源確保が厳しい中、本当に実現できるのか!?と

私たちも何度も問いただした選挙戦の中で、

「実現できる!!!」とあれだけ明言して、

政権交代となる支持を集めた、民主党。



ココをくつがえすことは、「公約違反」と言わざるを得ません。

そして、どーーーしても政策路線の変更が必要ならば

それはそれは、相当な説明責任が必要となるでしょう。

 

権力者として存在感を見せる小沢氏ですが

小沢氏によせられる「陳情」をもって、

それを「国民の声」とするのは、いかんせん、ちょっと違う気がします。



それは、政権交代にまで動かした選挙での1票1票が「国民の声」で、

そのとき支持を得たマニフェストに国政を近づけることが

今の政治の目指すべきところなのでは、ないでしょうか?

 

所得制限という話が、小沢さんリードで持ち上がりましたが、

ここは、鳩山さん。マニフェストを貫けそうでしょうか。

まだ分からないけれど。



所得って、都会と地方でも差があるし、

サラリーマンと自営業でも差があるものです。

どこのラインで線引きしても、公平にはならないでしょう。

そもそも、子ども手当ては、低所得者支援や、社会保障の政策ではなかったハズ。

やっぱりそこは、原点に回帰して欲しい。



景気は色々なものに影響を与えますが、

それは、経済的なことだけではなく、

少子高齢化社会への加速も促します。

出生率が低迷すれば、当然、更なる高齢化につながります。

 

欧米では、幼児教育の無償化が進んでいるし、

高校の無料化にも取り組んでいる先進国は増えてます。

欧米より、深刻な少子高齢化に直面している日本は、

明らかに対策が遅れていると思う。

 

話が散漫になりますが、

今、政治で持ち上がっている政策路線の変更は、

納得するだけの説明も、全くなされていないと感じるし、

鳩山総理の意思や、考え、意向をもっと明確に知りたいと思うのです。



普天間問題もあったりと、課題山積なのは分かりますが

一つひとつ、クリアしてかなきゃだめですよね。



ああ、一つひとつクリアといえば、

大晦日まであと9日・・・・・。

ウソだ。

・・・何にも片付いていない。

世の中は厳しい。