2009年09月02日(水)
あの日の夕方
2009年8月30日(日)。衆院選の投票日。
私は札幌近郊の事務所からリポートを担当しました。
その候補の話し方や身振り。涙ながらに訴えていたこと。
それまでの取材で感じてきたことを、30秒に込めました。
その日の夕方、空の色はサーモンピンクでした。
全体がピンクの空で、白い雲が横にスーっと筋が入っている感じ。
“ふしぎな予感…”町全体も、うっすらと赤みを帯びていました。
その予感は、予想以上の形となりました。
民主党には、他党の批判は選挙戦までとし、
これからは、マニフェストに書かれたことを
より現実的なものにして、実現していってほしい。
選挙戦で“見えない風”と言われても、
これからは、しっかりと“見える”のです。
私たちの目があるのですから。
そのためには、
私たち一人一人も、政策を理解していなければダメですよね。
そうでなければ、こうしてほしい、なんて言えません。
保育。農業。
取材していると、厳しい現状の声ばかり届きます。
本当に良くなるのか、という不安の声が聞かれます。
その不安が希望に変わるように、
一時的にお金を助成するだけでなく、
長い目で見ても“良くなった”と実感できる対策をとってほしいものです。
あれから3日経ちました。混じりけのない青色でした。
