2009年09月21日(月)
行きつけのお店
「行きつけのお店」
この言葉、何となく大人の響きがするのだが(笑)、
私にも、行きつけのお店がある。
高級レストランやオシャレなバー、ではない。
木でできた店内は、こじんまりとしていて綺麗に整えられている。
週に3回は行く場所、それは、近所のパン屋さんだ。
パンが美味しいのはもちろんだが、
それ以上に、毎日店頭に立っている
ナリタさんという女性に会うのが一番の目的。
2年ほど前、私がニュースで初鳴きしたばかりの頃、
「テレビのニュースで見た気がする…」と話しかけてくれたのが、
出会いの始まりだった。
とても嬉しかったことを、昨日のことのように思い出す。
それ以来、パンを買いに行くたびに、話をするようになった。
「いらっしゃいませ! 今日は朝早いね」
「顔色良くないね、あまりムリしないようにね」
「札幌でゴミの分別の仕方が変わってから、もう大変なのよ~」
と、話しかけてくれる。
そして、たまに「お夜食に」と言いながら
こっそりおまけをしてくれたりするのだ。
こんなやりとりが楽しくて、
パンを食べたい気分でない時でも、ついつい行ってしまう。
そんなわけで、
パン派かご飯派か、と言えば、ご飯派なのだけれど、
行きつけのお店ができたことで、パンを食べる日が確実に増えた。
これからも、きっと通い続ける。カロリーを気にしつつ。
雨の日も、晴れの日も、雪の日も。