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めぐみ横丁

2011年09月19日(月)

亡き祖母との思い出

今日は敬老の日ですね。 

毎年この日になると、
頭に思い浮かぶ光景があります。 

 

亡き祖母と過ごした、何げない日常です。

 

私の父方の祖母の家は、
我が家のすぐ隣にありました。 

かやぶき屋根に、
土で固められた玄関、
その玄関を入ってすぐの部屋には囲炉裏が。
部屋全体には、書が得意だった祖母らしく
ほのかに墨のニオイが漂っています。

そんな、ちょっぴり歴史を感じるような家でした。


子どもの頃、親に怒られると、よく大泣きしながら
祖母の家に駆け込んで甘えさせてもらったものです。

穏やかに出迎えてくれて、囲炉裏の前や縁側に座って話をしたり、
習字や編み物を教えてくれました。
時には、こっそりおこづかいをくれて
親に内緒で近所の商店にお菓子を買いに出かけることもありました。

 

私が高校生だった頃、祖母は突然息を引き取り、
今はあの家もなくなってしまったけれど、
思い出だけは、何年経っても、心の中に残っています。

 

今頃、天国で元気にしているだろうな・・・

 


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おばあちゃん、見守っててね!