2012年11月14日(水)
「一家言ある」
なーんて言えるほどの、知識も理解力もありませんが、
1年ほど前からどっぷりつかっています。
落語の世界に。
札幌では、「独演会」という形式で、2時間、
1~3人くらいの落語家が登場する舞台を、月に数回観られます。
わたくしは、月に2回ほど独演会へ。
ちなみに、家では落語のCDが欠かせません。
さて、その落語の独演会。
失礼を承知で書かせて頂くと、
広い舞台上にあるのは、座布団と、屏風。
ただ、それだけ。 とってもシンプルですよね。
でも!でーーもっ!!
コレが、ですよ。
魔法にかかるとは、まさにこのこと。
ほんっっっっっっっっっっっっっっっとうに、おもしろいのです。
間近で観ると、何だかぞくぞくっとします。
寄席や独演会に一度でも行ったことのある方からは、
おいおい、そんなことも知らんかったのかい?という
お叱りの声がとんできそうですが。
落語家の語りや表情で、シーンが頭に浮かんでくる。
心地良いリズムと間合い。
会場につつまれる、笑いと、時に涙。
聴き終わった後のあの充実感は、たまりません。
最近読んだ本も落語・・・あの立川談志さん著。
修行話、泣けて、笑って、泣けるんです。
導入部 「枕」を集めた、柳家小三治さんの本
笑いの力は、大きいですね。
パワーをもらえます。
落語が好き、という方は、また最近増えてきたようですし、
リハビリなどの一環として取り入れている病院もあるそうです。
そんなわけで、落語の世界に魅了されております。
どうやら一生のお付き合いになりそうです。