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めぐみ横丁

2014年01月23日(木)

 

シンガポール、上海、台湾など、

海外で放送されているHTBの情報番組・恋する北海道のロケで、

先住民族・アイヌのみなさんの文化や歴史に触れる機会がありました。  

 

白老町の「ポロトコタン」は有名ですが、札幌にもあるんです。   

南区小金湯の、アイヌ文化交流センター「ピリカコタン」。

アイヌ語で、美しい村、という意味。 

 

サケの皮で出来たコートや、狩りの道具など

民族衣装や民具を再現したものが、300点ほど並び、 

博物館なんですが、手に取ることができます。 

 

 

 

私が特に気になったのは、、敷地内ある、

忠実に再現された、チセ・家でした。 

 

 

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李強と私のうしろにみえる建物が"チセ"    

 

木造で、釘は一切使われていません。 

中に入ってみると・・・  

 

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部屋の真ん中には大きな囲炉裏

 

暖を取ったり、料理に使ったり。

365日、24時間、

雨の日も、晴れの日も、雪の日も、

火を灯しつづけていたんだそうです。  

 

アイヌのみなさんにとって、火はとっても重要なもので、

チセに3つある窓のうち1つは、火の神の通り道とされていて

その窓には近づいてはいけなかったと、

ピリカコタンのスタッフの方が教えてくれました。  

 

 

 

不安定ながらも絶えることのないゆらめきをみて、

アイヌのみなさんは、どんなことを感じていたんでしょうか。   

 

 

3000.jpg

恋する北海道MC3人と、ピリカコタンの小川さん(右から2番目)  

 

 

ずーっと火をつけていて危険は伴わない? 

消えそうになったらどうしてたの? 

色んな疑問がわくかと思いますが、

ピリカコタンに行くと、丁寧に教えてくださいますよ ^^