2015年03月16日(月)
岬
ギリシャ風!?
・・・を、ちょっぴり意識してますが (おいおい)、
ココは、日本最北端の都市、稚内市です。
どうしても行きたいと思っていたんです。
厳冬の宗谷岬へ。
なぜかって? ん~、特段、意味はないんですが、
日本の一番北の土地に立って、一体何を感じるか。
そんなことに、想いを巡らしていました。
宗谷岬に、
ついたどーーーーーー!!
ザブーン、ザブーン・・・・・・
寒風吹きすさぶ中、オホーツク海の波音が
どんどんどんどん大きくなっていきます。
目線を少し遠くにやると、ぼんやりとサハリンが浮かんで見えました。
しばらく佇んでいました。
しかし、気温は-5度以下。 風を遮るものはありません。
想像以上の寒さで体が震え、10分ほどで退避。
何かを感じようにも、圧倒的に寒さが勝っていました。
ああ、なぜハーフパンツを履いて行ったんだろう。 わたしのバカバカ。
この日、宗谷岬には私たちともう一組、
周辺の多くのお店も、冬場は営業してませんでした。
いいんです。どうしても、行きたかったんですから。
で、冬の宗谷岬で感じたこと。
また、夏に来よう。 うん、そうしましょう。
何とかありつけたあったかラーメンが身に沁みました
まーーっすぐ伸びる道
日本海にぽっかりと浮かんだ茜色に染まる利尻富士
もちろん、旅の収穫もたくさんありました。
一番は、地元の人とたくさんお話ができたこと。
すっかり日が暮れると、偶然、小さな屋台を見つけ、
お肉の焼かれた香りに誘われるかのように中に入りました。
カウンターには、地元の常連客が3人。
何を食べようか迷っていると、
「今日は珍しいのがあるよ。豚の血管。食べてみる?
名古屋あたりでは一般的らしいけど。」と、ちゃきちゃきした女性店員さん。
ジューと音を立てながら鉄板の上で踊る豚の血管は、
白い筒状の形をしていて、コリコリした食感で美味でした。
自然と、会話も弾みます。
隣に座っていた、地元で長年底引き網漁をしていたご年配の男性が、
漁師の仕事について誇らしげに話してくれたのが、何だかうれしかった。
「ごちそうさまでした!」
「ありがとうございました。また夏にいらっしゃいね。」
帰り際、何だか夜風が心地よく感じられ、
寒さを吹き飛ばすほど、稚内のみなさんのあたたかさを感じた1日でした。
ちなみに。
去年の秋には、日本最南端の島へ。
沖縄・波照間島
半年の間に、日本の最北端&最南端を制覇っ (^^)