2016年06月24日(金)
古
今月中旬。 札幌市内某所にて。
道内の落語愛好家およそ10人が集まり、
高座で、落語を一席ずつ披露。
そのみなさんを取材する・・・・・・ のではなく、
わたしも、一緒に稽古に参加しました。
というのも、7月23日(土)、狸小路5丁目で開催される'狸寄席'に、
「前座」として出演させていただくことになったんです!
コトの発端は、およそ2ヶ月前。
AIR-G'で毎週土曜日よる8:30~放送している「らぢおHTB・めぐみの館」に
狸寄席の主催者の方にゲスト出演してもらった際、
「そんなに落語がお好きなら、出演してみませんか?」
と、お声をかけていただいたのがきっかけです。
みるのとやるのでは全然違うというのは、百も承知。
どうしようかと逡巡したものの、
やってみたいという想いがふつふつわいてきたので、
お受けすることに決めました。
初稽古は・・・・・・
撃、沈。
簡単にできるなんて1ミリも思ってませんでしたが、
上座と下座を向きながら1人で何役も瞬時に演じ分けるのが
これほどまでに難しいとは!!
サラッとした語り口の洒脱な落語家さんが好きなので
そのイメージで臨みました。
しかし、意に反して体に力が入り、
声が必要以上に大きくなり、かなり早口に。
ナレーションのアプローチの仕方とも、全然違います。
それに、正座して噺を披露するので、
途中で足が痺れてしまいました。
本人が楽しまないとお客さんに伝わらない。
頭では分かっていても、
初稽古のあと、不安と怖さが勝りました。
一般的なものより大きい
焦るわたしに、知人が
高座用の扇子・高座扇をプレゼントしてくれました。
このようなメッセージつきで。
悔いのないようお稽古に励んでください。 練習ではなく、お稽古。 稽古は、繰り返しならうこと。
そして、いにしえを鑑みること、ですから。
エッジが金色!シンプルでさりげない華やかさがお気に入り
江戸時代から続く、落語。
時代がうつりかわっても愛され続けている
落語というものの重みを感じながら、
多くの人の力をお借りして、あと1ヶ月、稽古に励みます!
おこがましいかもしれませんが、
みなさんに、ほんの少しでも落語の魅力が伝わるように。
一度も聴いたことがない方も、
良かったら、7月23日(土)、観に来てくださいね。
詳しくは、また改めて。