2016年08月02日(火)
楽
2016年7月23日土曜日。
突き抜けるような青空。快晴。
アジサイとコスモスが同時に咲く、北海道らしい夏の日。
わたくし、南平亭 恵朝 (なんぴらてい めぐっちょ)、
無事、初高座を務めることができました!
暑い中、足を運んでいただいたみなさん、
テレビを通して応援していただいたみなさん、
本当にありがとうございます!!!
サゲの部分をアレンジした「寿限無」を披露しました
楽屋でのメイク中も着付け中も、
ずっと緊張して体がふわふわしていましたが、
稽古をつけていただいた柳朝師匠が、本番直前、舞台袖に来て、
「楽しんで来てください」と温かい言葉をかけてくれたおかげで、
気持ちがふっと楽になりました。
高座にあがると、客席のあちこちから、
がんばれ!などと、温かい声援。
座布団に座り、息を整え、お辞儀をしたあとは、
勝手に口が動くような、今までに経験したことのない不思議な感覚で。
噺の途中での、拍手や笑い声。しっかり聞こえていました。
無事終わった時は、高揚感と達成感に満ち溢れていました。
柳朝師匠は、舞台袖で見ていたそうで、
「笑いを取ろうと思って間が崩れたりするけれど
ちゃんと自分の間でできていた」と言ってくれました。
そして、師匠が、ご自身の高座で、
導入部の小噺=枕で私の初高座の話をしてくださり、
客席で聴きながら、思わずウルウル。
ちなみに、母や、親友は、
わたしが高座にあがる時に、階段から落ちないかが
一番心配だったそうです。笑
東京から来てくれた親友と。ありがとう!!!
振り返ると、この一ヶ月は、
高座にあがる夢を何度も見るほど稽古三昧でした。
柳朝師匠に教えていただいたことを頭の中で反芻しながら、
電車の中でも、歩きながらも、お風呂の中でも、ぶつぶつぶつぶつ 。
らぢおHTB・めぐみの館にご出演頂いた、一之輔師匠にも、
「子どもができて嬉しい父の気持ちを大事にする」と
アドバイス頂いたので、
経験してないことは想像力でカバーするしかない!と、
新米パパに子どもができた時の喜びを聞いたり、
周りの先輩たちに、名前をつけた時の親の気持ちをうかがったりして、
イメージを膨らませていきました。
初高座。
本当に本当に本当に
楽しかったです!!!!!
(左から) 柳朝師匠、大野、林家つる子さん、狸寄席の代表・住出さん。
終演後、演目が書かれたネタ表が
会場の出入り口に貼られるのですが・・・
この高座の模様は、HTBのHPなどから、
ノーカット版を見ることができます。
こちらを、ぜひぜひ、ご覧いただけると嬉しいです。
次はいつ出るんですか?
と、色んな方にお声かけ頂きました。
出る出ないに関わらず、
これからも、ひっそりと、稽古を続けようと思います。
改めて、落語に初挑戦する企画に携わったみなさん、
応援していただいたみなさん、
本当に、ありがとうございました!!!感謝!!!!!