2014年06月26日(木)
福島のいま
「校内はしっかり除染されましたが、
学校周りの野山に分け入り、川にじゃぶじゃぶ入り、虫取りをする・・・
そんな山里の小学校の日常は、根木屋には、ないんです」
校長先生が教えてくれました。
朗読会の前日に、児童は同じ郡山市内でも
会津寄りに30キロほど離れた比較的放射線量が少ない
猪苗代湖畔で移動教室でした。
「水がすっごく冷たかったんだぜ!」
「えびとおたまじゃくし、とったよ!」
「次の詩は、移動教室を書こうかな!」
普段できない体験に子供たちは心踊ったようでした。
福島のいま。
青い窓 に サイロ
どちらも素朴で、地元が存分に感じられます。
今を映し出しながら紡ぐ言葉の糸 詩。
「眼で見たら 作文。 眼で聴いたら 詩」
青い窓創設者の佐藤浩さんはこう語っています。
「先生あのね・・・」詩集サイロの朗読と上映の会は
これからも細く長く地元に根差し、続けていきます。
ありがとう 根木屋小学校のみんな!