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ウェザータイム

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ガタゴト日誌

2016年06月10日(金)

サザエ考

なぜサザエが好きなのか考えてみた。

活の醍醐味、刺身

食感もいいし、色も良い、磯の香りは言うまでもなく

オトナの味覚、壺焼き

01.jpg

絶妙の歯ごたえはもちろん、くるんと取れる身の最後にある

黒い肝のオトナ感はいうまでもなく。 

その後に残る、そう!醤油 だ!醤油 なのだ!

何の変哲もない醤油が、壺焼きになることにより

トロみが出て、肝の苦みが溶け出し、香ばしさを演出し。

身を食べ終わった後に、みえる限りの醤油を一度飲み干し

貝をふると、まだチャポチャポ音がする。

もう一度貝を振ると、醤油がじわっと数滴出てくる。

02.jpg

この醤油のためにサザエを食べるといっても過言ではないのかも。

あの醤油は、ほかのどんな貝にも作り出すことはできない。

醤油の演出家なのだ、サザエは!

私は、とにかく、サザエが好きなのだ。

おしまい。