2019年08月05日(月)
夏の色②
窓がないのはお金がないからではありません!
現在運行中のJR宗谷線の観光列車「風っこそうや」
先日沿線自治体向けの試乗会を取材!
JR東日本から借り受けた窓ガラスのない超開放的な観光車両でGO!!
窓ガラスがないというのは、こんなにも壮観なものかと動き出して数秒で実感。
稚内から音威子府まで。
特急なら2時間のところを、ゆっくりゆっくり4時間かけて。
沿線自治体は、ホームで特産品販売。おもてなしに奮闘します。
沿線のにおいをダイレクトに感じることのできる列車。
稚内発車時は、錆も含んだ港のにおい。
サロベツ原生花園周辺は、日本海のうっすら潮の香と植物のにおい。
豊富周辺は、牧場とアノ堆肥のにおい。
天塩川沿いは、森のにおい。
観光列車空白地帯、JRが単独では維持困難線区の日本最北の観光列車。
地元の期待を一身に背負って。
緑の車体の観光列車は宗谷の夏の緑の中を
風を感じてゆっくりゆっくり走ります。