2020年05月22日(金)
負けるな札響!
最後の演奏会は2月末。
損失は1億6千万円以上。
北海道唯一のプロオーケストラ 札幌交響楽団 がピンチです。
命を、球児の夢を奪った新型コロナは、芸術にも大きな影を落としています。
youtubeなどを駆使し「新しい形」での音楽活動も始めていますが
コンサート収入がない状況が続けば、札響存続の危機も現実味を帯びてきます。
そんな札響は
現在インターネットで寄付を募るクラウドファンディングを行っています。
sakkyou2020 でどうぞ検索してみてください。
で、そのお返しがとてもオーケストラらしく、ユニーク。
団員とアンサンブルができ、校歌の演奏と録音、そして社歌の演奏録音まで。
いやー、毎朝、毎夕にプロオケの社歌がスピーカーから流れる会社なんて
とっても素敵じゃないですか!!
HTBでは、札響の2018年シーズンを追いかけた番組を再放送します。
HTBノンフィクション 札幌交響楽団 喝采
きょう深夜0時50分から。
コンサートホールで、音楽が楽しめるその日を心待ちに
ぜひ週末の夜のおうち時間、音のシャワーで心に栄養を注入してください。
コンサートマスターの田島高宏さんはこう話します。
「みんなで集まることの貴重さを痛切に感じる。
オーケストラで再び練習ができるリハーサルで、調弦で1音出した瞬間
たぶん泣いちゃうんじゃないかなぁ。
再開後のコンサートでは、今まで以上の演奏することを絶対にお約束します」
そこに楽譜があり、音を愛する人がいる限り、音楽は永久に不滅だと、
私は強く感じます。
頑張れ、札響!