今回は、旭山動物園を作ります！

旭山動物園の代名詞でもある「行動展示施設」は、“動物たちの行動を見て、野生の彼らの暮らしをイメージしてもらい、現在の彼らの生活環境を考えてもらいたい”という、坂東園長の思いから生まれたもの。

そんな旭山動物園は建築ラッシュ！

2012年11月には、北海道産の動物を集めた「北海道産動物舎」。そして2013年は、これまでにない大型施設「大型草食獣館」が完成予定。

この2大新施設を、よゐこと鈴木福くんがプロデュースします！！

旭山動物園が準備を進める新たな施設「大型草食獣館」。そして出来たばかりの「北海道産動物舎」。旭山動物園は、今、日本で最も忙しい動物園のひとつである！ もちろん今回も施設作りを担うのは、｢行動展示｣で全国をワクワクさせてきた坂東元園長。

野生の動物を調べるにあたり、まずは園内でよゐこと坂東園長が予備調査！
するとキリンの前で園長が「動物園のキリンは天敵もなく、エサの心配もない。とても穏やかで優しいけど、アフリカの野生のキリンはどうなのかな？実際の様子を今度の施設に取り入れたいんだけど…」

世界中のどの動物よりも背が高いキリンは、敵を見つけるのが得意。しかし、堅い牙や鋭い爪を持たない分、外敵への恐怖だって大きいはず。きっと動物園での食べ方とは違う食べ方をしてるのではないだろうか。彼らのアフリカの様子を知って、行動展示を作ろう。

坂東園長「人間には食べ物を美味しく食べられる高さがある。地べたに置かれたモノは、テーブルの上に置かれたモノに比べて美味しく感じない。きっとキリンにも、美味しく感じる高さがあるんじゃないかな…」

念願のアフリカに到着！　歩いてキリンに接近し、なんと6mの距離まで迫ることが出来た。そこで発見したのは、なんと、キリンのオスとメスの食べ方の違い！　
一体どんな違いがあったのか！　そしてそれは何を意味しているのだろうか！

その他にも濱口さんはカバの水中姿勢を調査。なんとカバは水中で…！
2013年完成の大型草食獣館のカバプールに大きく影響が出そうな結果が…！

2012年の目玉、｢北海道産動物舎｣を担当することになったのは有野さん。
坂東園長「キタキツネのすごい能力を、新しい施設でみんなに見てもらいたい。冬ごもりせず、北海道の過酷な冬を生き延びる彼らの最大の能力は、あの耳と前足なんです！」

北海道の平地から高山帯まで、幅広く生息するキタキツネ。
園長曰く、｢前足の構造からみても、かなり器用に使えるはず｣。

2012年もまたひとつ、魅力が増えた｢旭山動物園｣！

今シーズンの締めくくりとして、真冬の旭山動物園にやってきたのは、今、動物にはまりにはまっている鈴木福くん。
新施設｢北海道産動物舎｣の魅力を確かめながら、よゐこが作った行動展示の出来ばえを厳しくチェック！さらに「どうぶつ調査隊」としてシマフクロウの貴重な映像を撮影することに成功！今回も大活躍です。

これはアライグマ？　タヌキ？

アライグマは木に登ったりエサを洗ったりするなど、愛くるしい姿がペットとして人気を得た一方で、野生化した個体は生態系を脅かす存在となっている。
｢北海道産動物舎｣ではアライグマと在来種のタヌキの施設を並べ、それぞれの能力の違いを見せる「比較展示」に初挑戦する。

長年取材を重ねてきたこの番組ならではのユニークな映像がいっぱい！
もうすでに旭山に行った人は10倍楽しい、これから行こうと思っている人には旭山が20倍楽しくなる番組です！
家族みんなで見てください！