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原付西日本制覇/今世紀最後の水曜どうでしょう

水曜どうでしょうDVD第20弾
原付西日本制覇/今世紀最後の水曜どうでしょう

  • ≪封入おまけ≫

    原付西日本制覇 積み荷シール

  • ≪特典映像≫

    ●「カブマニアのためのカブ走行ビデオ」
    ●未公開シーン 「初日の宿」(完全版)
    ●未公開シーン 「大泉洋のセンチメンタルジャーニー」
    ●オープニングアニメーション

≪内容紹介≫

2000年 春。
男はいつも全力投球だった。
どんな時も面白い奴でいたいと欲望する男は役割を与えられるとそこに集中してしまう。それはまるで合図とともに獲物を目指して考えもなく駆け出す猟犬のようだった。

「今回の企画は京都をぶらり旅するお気楽な企画なんですよ」と言われれば、「なんだそのゆるさは...」と、内心、企画の弱さに不満を抱くが、「大泉さんの役どころは京都の若旦那です...」と持ちかけられれば、「京都?若旦那!ほんならしゃべりは京都弁や...視覚的にもキャラ立てて...ヒゲが濃いという設定でヒゲ剃りあとが青い...これをメークで...」

と、瞬時に湧き上がったイメージが男の頭の中で斜面を転がる雪玉のように膨れ上がっていく。そんな全力疾走の男に、そもそも企画を疑う余地など初めからない。

こうして何も知らないこの哀れな男は運命の金閣寺駐車場までやって来る。
そしてそこで自分の真の役割と対面することになるのだ。

「原付西日本制覇」

この旅の道中で始まった「甘いもの早食い対決」というサイドメニュー的勝負の世界が、甘味のむちゃ食いでタレントを凍りつかせる悪役「魔神」を産み落とし、このあとミスターに甘いもの早食いを強要し続けながら北海道から鹿児島までストーカーのようにつきまとい日本を縦断していくという恐怖の企画「対決列島」へと結実していくことになるのだ。

他に、もう二度とやりたくない企画ワースト3を列挙して爆笑の内に20世紀を振り返るスタジオトーク、「今世紀最後の水曜どうでしょう」 が、安直にカップリングされております。