本日、新聞・雑誌の記者のみなさんにお越し頂き、完成披露試写が行われました。
完成披露試写の会場には、主演の安田顕さんをはじめ、藤村監督、嬉野P、福屋Pなども参加。記者のみなさんと一緒に、完成した「ミエルヒ」にじっくり見入っていました。
試写の後には、安田さんと藤村監督が前へ。ここから、安田さんと監督のフリートークのような形で会見が始まりました。
一番後ろの席で見ていた安田さんは、思わず目頭が熱くなってしまったそうです。
そして言ったのが、「このドラマ、再放送した方がいいです」という言葉。放送前から再放送！？と笑いが起こりましたが、安田さんは何度も見て欲しいという思いをこめて言ったんだとか。
まず、今回のドラマ撮影における特徴の一つが、レッドという特殊なカメラを使ったこと。通常は映画やプロモーションビデオなどで使われているというこのカメラを使うと、まるで映画のような質感が出るんだそうです。
『藤村組の特徴は、きれいな画を撮ること』と言い切る藤村監督は、「作業に手間も暇もかかるレッドを使って撮影したり、準備期間に1年もかけたり、映画のようなドラマの作り方は、ローカルだからこそできること」とドラマ制作にかける熱い思いを語っていました。
そして藤村監督は、「"安田顕"という役者に興味はなかった。...かっこ良くはないよね」といつもの調子で言いながらも、「撮ってるうちに、だんだん"剛"という役が魅力的になった」と、演技について話し合いを重ねていったという二人の信頼関係をのぞかせました。
こだわりの藤村組スタッフと豪華共演者に囲まれて主演を務めた安田さんは、「打ち上げで、藤村さんにお前で良かったと言われました。ここまで言えるやついないから、と...」。
そして、机の上にあったonちゃんを触りながら、「僕はコレでずっとお世話になってましたが...ドラマに出演することになり、最初は、監督や周りの人たちに『成長した僕を見て！』という気持ちもあった。でも、実際はそんなに変わってない。その"変わらない"ということを受け入れたことで、気持ちがすごく楽になった」と語っていました。
そして最後に、「今見て、いいなと思ったので、それでいいんじゃないかと。見る人によって感じ方は違うと思いますが、それでいいと思います。とにかく見て欲しいです」とまとめてくれました！
2009年12月07日(月)
