約1.2キロにわたる泊原発の防潮堤…工事は“順調” 北電は完成後の2027年の原発再稼働目指す
2025年 7月 1日 17:46 掲載
北海道電力は1日、泊原子力発電所の再稼働に向けて建設を進めている防潮堤工事の様子を、報道陣に公開しました。
報道陣に公開されたのは、津波対策として泊原発の構内で建設が進んでいる新しい防潮堤です。防潮堤は高さが海抜19メートル、幅は17メートルから30メートルで、約1.2キロにわたって設置されます。
北電の担当者:「防潮堤工事は掘削最盛期を迎え、工事をこれまで順調に進めてきております。安全第一で出来るだけ工事が早く完了するよう、しっかりと進めていきたいと思います」
泊原発の3号機について、国の原子力規制委員会は新規制基準に適合しているとする審査案をまとめていて、北電は防潮堤完成後の2027年の再稼働を目指しています。