下請け会社の安全管理についても“監査” 国交省は7月中にもJR北海道に対して実施へ
2025年 7月 1日 17:40 掲載
保線器具などが列車に接触するトラブルが相次ぐJR北海道に対し、中野国土交通大臣は1日、下請け会社の安全管理についても監査を行うことを明らかにしました。
中野洋昌国土交通大臣:「強化型保安監査体制の確認事項の1つとして、下請け会社の安全管理についての監査を実施いたします」
JR北海道では不適切な安全対策が続き、国が強化型保安監査体制を敷く中、前の週に器具の置き忘れなどが3件起きています。JR北海道は、社長直轄の安全監査室を設けるなど、安全管理の改善策を30日に発表したばかりです。
国交省は「下請け会社をどう管理していたか」など新たな項目を増やし、7月中にもJR北海道に対し監査を行うということです。