札幌市の住宅街にシカ出没し一時騒然 麻酔の吹き矢で眠らせようとする作戦トライ!シカし…
2025年 7月 1日 17:37 掲載
札幌の住宅街に1日、シカが出没しました。市の捕獲作業をかいくぐって逃走し、現場は一時騒然となりました。
段木涼太アナウンサー:「車や人が多く行き交う住宅街の中にシカが現れました。いまは日陰でゆっくりと休んでいるようにも見えます」
札幌・豊平区の住宅街に現れた1頭のシカ。体長は約1.5メートルで、子どものオスとみられています。けがをしたのか、右の角のあたりからは血が流れている様子も確認できます。
1日午前6時45分ごろ、豊平3条2丁目で「住宅街に小ジカ1頭がいる」と通報がありました。その後、シカは移動を続け、午前7時ごろには豊平川の近くで目撃され、午前10時ごろにはまた住宅街で目撃されました。道路に急に飛び出すと事故につながりかねないことから、市の職員たちは麻酔の吹き矢でシカを眠らせて捕獲しようとします。しかし…。
段木アナウンサー:「いまシカが飛び出てきました。いま塀を飛び越えて高く飛んでいます。人間も飛び越えました!」
作戦は失敗。逃げ出したシカは、住宅街の道路を疾走していきます。シカは午後0時半ごろ、600メートル離れた白石区菊水2条3丁目の公園に入っていきました。
段木アナウンサー:「シカが移動してきたのは菊水のやよい公園です。いままたゆっくりと休んでいます」
公園の木陰に座り込み、じっとしていたシカですが、午後4時半ごろに豊平川方向に走り去ったということです。