札幌市で下水道管の調査開始 延べ185kmが対象 埼玉の道路陥没事故を受け 国が全国の自治体に指示
2025年 7月 2日 12:11 掲載
埼玉県で起きた下水道管の破損が原因とみられる道路陥没事故を受け、札幌市でも下水道管の調査が始まりました。
札幌市白石区では作業員が下水道管の中に入り、目視による調査が行われています。調査は今年1月に埼玉県で起きた下水道管の破損が原因とみられる道路陥没事故を受け、国が全国の自治体に指示したものです。直径2m以上で設置から30年以上経過した下水道管が対象で、札幌市では延べ185kmで調査します。
札幌市下水道河川局・染矢洋課長:「100年ぐらい使っていてもまだまだ丈夫な下水管も存在しますので、他都市に比べてもそれほど傷みは進んでいないかな」。
札幌市は腐食しやすい場所にある3km分の調査を今月中に終え、残りは年内に終えたいとしています。