札幌市のオンライン結婚支援センター AIが相手を紹介 これまで5組が結婚 20代以下半額キャンペーンも
2025年 7月 2日 16:21 掲載
札幌市が去年開設したオンラインの結婚支援センター。結婚が決まったカップルに秋元市長からお祝いが贈られました。
秋元市長:「おめでとうございます。」
1日、札幌市の秋元市長から記念品が贈られたのは30代の男性と20代の女性のカップルです。2人は市が開設した「さっぽろ結婚支援センター」を利用して出会い、半年間の交際を経て5月に結婚を決めました。
30代男性:「この人となら一緒に人生寄り添って歩めそうだなって。」
20代女性:「お互い自然体でいられたのが大きかった。」
「さっぽろ結婚支援センター」は市が去年7月に始めたオンラインの結婚支援サービスです。会費は2年間で1万5000円。AIが相性のいい相手を紹介してくれるほか、相談員による支援やイベントも行っています。
20代女性:「身分や婚歴が公的に証明された状態で、パートナー探しができるというのが、一番大きいメリットかなと思っていました。」
30代男性:「もっと広く知られるといいなと思います。」
センターを利用し結婚を決めたカップルはこれまでに5組。市は会員数の目標を1750人としていましたが、先月末時点で1355人と目標の8割にも届いていません。
札幌市子ども未来局若者支援担当課 馬場通江課長:「会員の中で20代の会員数が少ないので、そこはもっと力を入れて、周知や広報を実施していきたいと考えております。今年度は30組の成婚を目標としております。」
市は会員数を増やすため来年2月末までの間、29歳以下限定で登録料を半額にするキャンペーンを行っています。