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マイマイガの猛威ふたたび 旭川に幼虫が大量発生 虫嫌いの取材記者も恐怖のあまり・・ 

今年は巨大なガが道内各地で猛威をふるいそうです。
旭川市でマイマイガの幼虫が大量発生し、市民から困惑の声があがっています。

永山友菜記者:「住宅地も近いこちらの道路では、木々の葉っぱがスカスカ状態になっています。近づいてみてみますと…大量の毛虫がいることがわかります。」

旭川市内の街路樹。マイマイガの幼虫がいたるところにくっつき葉がスカスカになるまで食べられてしまっています。たらふく食べてサナギとなり羽ばたく日をじーっと待つ姿も多く見られます。虫嫌いの永山記者、表情がゆがみます。

永山友菜記者:「すごいうじゃうじゃ3cmくらいの毛虫が大量に動いて…うわ~また目が合っちゃった。」

旭川市民:「ハー!虫!」

旭川市民:「枯れてるじゃん、虫がいっぱいついてるじゃん。ガが発生してるから気を付けてくださいって回覧まわってきた。」

旭川市民:「気持ち悪い。ここ人通るところだしね。」

旭川市民:「家に帰ったら、この辺に付いていました。」

田中智祐記者:「幾重にも蛾の大群が羽ばたいています。幾重にもガの大群が羽ばたいています。光に吸い寄せられるようにガの数は増えているようにも見えます。」

およそ10年周期で大発生するというマイマイガ。道内では2010年前後に各地で猛威をふるいました。今年は子どもが遊ぶ公園にもマイマイガの幼虫たちが。

旭川市民:「遊具とかについているんですよね。(子どもを虫に)近づかせない、離すという感じですね。」

およそ3万本の街路樹を管理している旭川市。多くの人が集まる商店街やバス停、飲食店の近くなどで幼虫の駆除を行いましたが、すべての木に対応するのは難しいと話します。

旭川市土木部 今井謙一さん:「今年は多いと思います。どの地域で多くというよりも市内全域でいるのかなという感じはしています。」

マイマイガの幼虫が大量発生しているのは旭川だけではありません。専門家によりますと空知や留萌地方などでも例年より多くの幼虫が確認されていて、今月中旬頃には羽化して飛び始めるということです。

道総研林業試験場 内田葉子研究職員:「毒自体はないんですが、肌の弱い方やアレルギー体質の方は成虫の鱗粉に触れてしまうとそこでかぶれてしまうことがございますのでできるだけ素手では触らないようにしていただけたらと思います。」

またマイマイガは光に集まる習性があるため、玄関の明かりを消したり、LEDライトにすると比較的集まりにくくなるといいます。きたる大発生に注意が必要です。

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